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どうして隆二があの場所にいたのか……。
舞子に言われるまで、すっかりその疑問はどっかにいっちゃってたけど。
隆「臣ー、AKIRAさんにベッタリだったのー?笑」
臣「うっせーなぁ!だからギャップだっつーの!」
美「そんなギャップいらないからー!!笑」
臣と美穂と話してる隆二をじっと見つめる。
怖いの、得意じゃないのに?
うちのために待っててくれたの?
突然出てくるゾンビや、大きい物音にビクビクしてるうちをしっかりと抱き寄せて、
大丈夫だよ、俺がいるから。
って、最後まで連れてってくれたの?
そんな隆二の事を考えると、胸の奥がキュゥと締め付けられて、またなんとも言えない気持ちが溢れてくる。
……ちゃんと言葉にして、伝えなきゃ。
どんどん大きくなる好きっていう気持ちと、うちを守ってくれたこと。
『……りゅう、、』
NT「うきゃぁぁぁ!!将ちゃーん!!!!」
将「だぁぁぁっ!やっと出れたー!!」
なんとも絶妙なタイミングで、お化け屋敷から飛び出してきた将吉さん、と将吉さんにしがみついてる直人さん。
AK「おっ、最後の2人も出てきたな!笑」
啓「……てか、あれ笑」
TH「ぶはぁっ!な、直人くんっ、やば!写メ、写メとんなきゃ!!笑」
直人さんを背負いながら、ゼイゼイしてる将吉さんをカメラにおさめるTAKAHIROさん。
あー、直人さん終わったな……笑
隆「直人さん、ずっとあんなんだったの?笑」
いつの間にか隣に来ていた隆二は、直人さん達を見ながらあはは!って笑ってる。
『そうだよー。もうずっと将吉さんの独り占めだもん!ずるいよねぇ?』
将吉さん達から目を離し、隣にいる隆二を見たら、少し拗ねた様な顔をした後
隆「……Aも将吉さんがよかった?」
って。
……バカ。
隆「おわっ!」
グッと隆二の腕を下に引っ張って近づいた耳に
『隆二がいいに決まってる!……ありがとう』
そう言って、照れくささを隠すように一瞬耳朶に噛み付いた。
隆「イテ!えへへ、ならよかった♡」
蕩けるような甘い笑顔に、急に自分がした事が恥ずかしくなってギュッと掴んでいた腕に力を込める。
隆「ちょ、痛い痛い!分かったから!笑」
…もう!大好きだよバカ!
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yu-ri(プロフ) - くろさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません!!通知設定してなくて...(泣)うわーありがとうございます\(^^)/その後の2人...私も見てみたい(笑)書ける時があったら書いてみようかな!応援ありがとうございます!! (2018年4月18日 0時) (レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - この作品大好きです!隆二くんがかっこよすぎてにやけてました!その後の2人の作品を見たいです!応援してます! (2018年3月4日 0時) (レス) id: e6f9d3bba8 (このIDを非表示/違反報告)
yu-ri(プロフ) - 香夜さん» 最高の褒め言葉、ありがとうございます!!男前な彼女のその後……結婚式とか子育て……うん!めちゃめちゃ面白そう!!笑少し時間が取れたら、少しずつ考えてみよーかなと思います(^^)求めてくれる方がいらっしゃって、私、嬉しすぎて発狂しそうです\(^^)/笑 (2017年8月23日 1時) (レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
香夜(プロフ) - 最後のプロポーズマジ感動しました(T_T)あの……… 男前な彼女のその後って書かないですか?二人の結婚式とか子育て読みたいです (2017年8月19日 3時) (レス) id: ae3b6c07a3 (このIDを非表示/違反報告)
yu-ri(プロフ) - まみさん» ありがとうございます!!大好きな作品と言ってもらえて、本当に嬉しいですー!!次回もぜひ、よろしくお願いします(^^) (2017年8月11日 13時) (レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yu-ri | 作成日時:2017年7月9日 1時