男前な彼女の素顔がみたい No.9

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絶叫系コースターを楽しんだ後、オリメンさん達と別れて、隆二を探していると……。









『……え、どしたん？』









あしたのジョーみたいになってる人が3人並んで座ってた。









臣「……お前、やっと戻ってきたのか……」



彩「……もう無理。美穂怖い……」


健「うえっぷ。アイツ悪魔や、小悪魔じゃなくて本物の悪魔や……」









ん？美穂がどーしたんだろ？








美「あれ？健二郎さん、まだ足りないみたいね？もう1回いっときますぅ？」



スッとジロちゃんの背後に現れた美穂に、すぐさま向かい合って土下座してるジロちゃん。








健「う、嘘です！すみません！！もう、堪忍して下さいー！4回はアカンて！！もう、世界が回ってるんや！！もう……ごめんなさーい！！！」





彩「あっ、ちょっと急に走らないでー！吐く、吐いちゃうからぁぁぁぁ！！」








土下座して謝ったと思ったら、急に立ち上がって彩の手を掴んで、どっかに走っていってしまった。









『……美穂、何したの？』








美「んー、普通にコーヒーカップ乗ってただけだよ？3回連続で♡」








にこにこ元気な美穂と、灰になりそうな臣。









『……臣さん？』





臣「お前のせいだかんな……。もう勝手にどっか行くな……。美穂さんが……大変なことになるだろ……」








え？よく分かんないけど、なんかごめん。笑









『そーいえば隆二は？』









鞄に入ってた水を臣に渡して、隆二を探す。









臣「ん」









臣が顎で示した方向を見ると……。









『えっ……何あれ』









にこやかな笑顔を振りまきながら、白馬に乗ってる岩ちゃんと、








真っ赤になって歯を食いしばりながら茶色の馬に乗ってる隆二が回ってる。









……何故、メリーゴーランド？笑









臣「お前がいない間に、TAKAHIROさんに捕まってジャン負けした罰ゲーム。……可哀想に」








なんて言いながら、少し復活した臣は口に手を当てて笑っている。









美穂もズームにして動画を撮ってるし。笑








TH「岩ちゃんいいよー！こら！隆二もちゃんと笑えって！！」









TAKAHIROさんは、何故かメリーゴーランドの周りを並走して動画を撮ってる。








……TAKAHIROさんが並走する意味。笑









後でTAKAHIROさんと美穂から動画送ってもらおーっと！笑








隆「もう勘弁してくださいよー！！」







笑。

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