#10 ページ10
結渚side
「…………は？」
「ん？…ん、ちょっと待て」
……お口をぽかんと開けた母と、なぜかテンパる兄。
母「……ごめん、もっかい言って？」
『だーかーらー！住むの、亜嵐くん家に。居候。』
兄「お前、どこで頭打ったんだ…？」
_______________________________
実家に帰るや否や、「家決まったのね〜」と母が。
「亜嵐に迷惑かけまくってねえだろうなー？」と兄が。
………すいません、お母様。新しい私の家はその迷惑かけまっくた亜嵐くん宅なのです。
そしてそして、お兄様、これからもっと迷惑かけることになりそうです…。
_____________________________
母「あの、白濱…くん…。」
『うん、その白濱くんね、お兄ちゃんの同級生の。』
兄「え、ほんとに白濱だよな？亜嵐だよな？ジェネの」
『うん、亜嵐くんだよ、”ジェネ”の。』
母「あんた一体白濱くんに何したんよ、」
『お母さんが想像しとるようなゲスいことは一切。』
母「はぁ〜、あんたって子は……」
なんで私が今飽きられてるんかよう分からん。
『このこと誰にも言わんとってね』
兄「誰に言うんや」
『私の友達』
兄『あ〜、たしかあの子亜嵐のファンやったなぁ』
『だから絶対言わんとって！！！』
この人たち私の言うこと嘘やとでも思っとるんかな。
『にー、どうせ嘘や思とるんやろ？』
兄「ほーや？お前の言うことは八割嘘や」
『ほんなら直接亜嵐くんに聞いてみい』
兄「あっぶね…」
亜嵐くんとの通話画面を表示したスマホを兄に投げつけてやった。
”おぉ、結渚どうした？”
『にーが聞きたいことあるんやとーー』
”え、優紀が？”
兄「なぁ亜嵐、こいつと住むって正気？」
”ははは(笑)お前信じてねえのかよ(笑)”
兄「んじゃあ、ほんとなんだな？」
”ほんとだって(笑)俺がうちこいって言ったんだから”
『ほらみぃ〜』
ちゃーーんと疑惑晴らしてくれました。亜嵐くん。
母「いやー、白濱くん娘がお世話になるみたいでー」
兄「分かってると思うけど、こいつくそめんどいからさー」
こたつの机の上にスマホ一台。
そして、正座して画面と向き合う母と兄。
「……なんだこれ」
私ってこんな心配されるくらい問題児？
これでも、ばりばりのキャリアウーマンなんだけど？
”ははっ任せてください！結渚は俺が面倒見るんで(笑)”
いやいや、なにあんたも私のこと子ども扱いしてんだ。
「いや、ほんとなんなんこれ。」
.
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雪 - 何度も続けてのコメントですみません。 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした｡｡｡ (2022年1月29日 2時) (
レス) @page50 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - またまた続けてのコメントですみません。 #43のここの部分 １１月もあっという間に終わりを迎え、気づけば１２月半ば入っていた。 これ正しくは12月半ばにではないんでしょうか？ (2022年1月29日 1時) (レス) @page45 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - また続けてのコメントですみません｡ 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ #39のここの部分 さっき涼太くんに耳打ちされてたからきっと、私を見つけたくれたのは涼太くんだ。 これ正しくは私を見つけてくれたのはではないんでしょうか？ (2022年1月29日 1時) (レス) @page40 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが…｡ 同じく#36のここの部分 なん件かかかってきていた着信にかけ直すと、○○←名前はワンコールも立たずに出た。 これ正しくは経たずにではないんでしょうか？ (2022年1月29日 1時) (レス) @page37 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - こんばんは(*^^*) 夜分遅くにすみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが...。 #36のここの部分 結局、朝早くに日本付いて、○○←名前がまだ寝てる間にこっそり荷物置きに帰った。 これ正しくは朝早くに日本着いてではないんでしょうか？ (2022年1月29日 1時) (レス) @page37 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーーは | 作成日時：2020年7月25日 2時
