イケメン過ぎて逆にモテねぇ！【Alan.S】

#20 ページ21

結渚side




「ちょっとついてきて欲しいとこがあるんだけど」



仕事終わりの亜嵐くんに連れてこられたのは、行きつけらしい居酒屋でした。



『どしたの、今日は飲みたい気分なの？』


「んー、そうそう。飲みたい気分」




スマホで誰かと連絡とりながらのその返事は物凄く適当。

一体、何のために私をここに連れてきたんだか。



『さっきから携帯ばっか気にしてるけど、大丈夫？』


「あぁ、そう？んなことないけど」


『ふーーん』




亜嵐くんが変にソワソワしてるから、こちらも酔うに酔えない。




『ちょっとお手洗い行ってこようかな、』



…とその時、個室のドアがいきなり空いて、聞き覚えのある声がした。





？「遅くなりました！撮影が長引いちゃって！」


『え、うそ………』


「あ、やっと来た(笑)」


『本物…？』


？「あ、結渚さんですよね？THE RAMPAGEのボーカルのRIKUです(笑)」







陸「あ、僕今日亜嵐くんに会わせたい人がいるって言われてきたんです！」


「あ、おい、それ言わない約束！！」


陸「わ、あ、ごめんなさい(笑)」





目の前に……





陸「僕のことは陸って呼んでください。あ、結渚ちゃんでもいい？」


『あ、えは、はい。ぜひ…』





RIKUさんが……


スリボ右担当、RIKUこと、青山陸さんが……。






『ユメなんでしょうか…』


陸「ん？夢？(笑)」


「まーた自分のワールド入ってるし」


歌声が世界一、笑った顔は仏レベル、誰よりもメンバー思いで気優しい男。





そんな凄い人が今、私の目の前に……




『いや、ガチか』







陸「亜嵐くん、結渚ちゃんて僕の何個下でしたっけ」


「ん？見えないけど、これでも２４」


陸「てことは僕の一個下か〜、なんか高校生みたい(笑)」


『よく言われます……』




ちなみに、ざくっと言うと

さーちゃん、ツインタワーの二人、YURINOちゃん、黎弥くん、竜太くん、
はやとん、玲於、やましょー、カミケン、ヨナミネくんと同い年





陸「ランぺでは誰が一番好き？」


『えぇ、一番だなんて、決められないです！』


「この間はいっちゃんがぁぁ、とか言ってたよ？」


『最近のブームは神谷健太です』




本気で三日に一度は推しが変わるレベルですごいの、ランぺって。

１６人それぞれ個性強すぎて、ほんとにみんな大好きなの。






陸「でも、やっぱり？(笑)」


『片寄くんですね、』


陸「アハハ」


「おーい俺はー？」






ランぺもいいけど、やっぱりお兄ですよね。





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リクさん、HAPPY BIRTHDAY！！

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