イケメン過ぎて逆にモテねぇ！【Alan.S】

#17 ページ18

結渚side




やっさんと、プリンスを見に来た。





”僕のプリンセスになってください”




「きゃーー」


『うわーーー』





そして最高にかっこいい片寄様と吉野様、しっかり拝ませていただきました。





「最後はやっぱり奏様かー」


『切実に果音ちゃんになりたい…』






感動的なラストを迎えて感動してた真っ最中、







「え、なんかまた始まったよ？」







なにやら、すごい車が走ってきたではありませんか。(語彙力！)







なになに、まさかの続編につづく…ってやつ？！


うわ、待ってうれしすぎる！！




そんな私の小さな心の中の叫びは、一瞬にして驚きへと変わりました。






『え、、、、！』


「え！亜嵐くん？！」





なんと、そのすごい車から出てきたのは、私の同居人でした()





「え、まって今北ちゃんいたくない？！」






となりでわちゃわちゃしてるやっさんの言葉なんか当然のごとく右から左へ。






”Prince is dead."





『ウソでしょ……。』







奏様が王子になった、いろいろあったけど果音ちゃんと結ばれた、そして感動のラスト。






からの………






『いや、なぜに白濱亜嵐。』


「そして、なぜ後ろに吉野がおる。」





私たちの頭はハテナだらけ。





「どしたどした、なんで最後北ちゃんいるの？」


『いや、亜嵐くん？なんで？！』





会場を出て、思いっきりしゃべれるようになった私たちだけど、
興奮しすぎて会話がかみ合ってないよね。




もう、奏様と果音ちゃんの感動のラストが白濱と吉野に全部持ってかれたわ。





「ほんと最後の何、、本人に直接聞きに行きたい。」









……………私できるじゃん。






結渚亜嵐くんプリレジェ出てんの?!






あぁ、こういうこと。


職権乱用じゃないけど、あきらかこの立場乱用してるわ。





他のファンさんごめんなさい、、、、大変申し訳ない…


こんな私がジェネの７分の３と知り合いでごめんなさい！！！




とか言いつつも、ちゃっかり亜嵐くんに最後のあれについて聞く私。




亜嵐もうちょっとしたら分かるよ(笑)


亜嵐あ、今日はうちで食べるから夕飯よろしくー



あ、ご飯いるんだー。食材買って帰らなきゃ！






じゃなくてっ！！！





『う、通知オフられた…』






はやとんと玲於にまで見捨てられたし。






来世はおとなしく一般庶民でいるから通知はオフにしないで…！！






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