smile2 (ページ3)

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侑李サイド

・・・・・・・

あれからのことは覚えてない。

思い出したくもない。

男達は満足したのかそそくさと帰っていった。
泣きすぎて今はもう何も出てこない。

誰か…

こんなことになるんだったら
散歩なんてしなければよかった。

そう思っても遅い。後の祭りだ…

僕はこういう運命なのかな…

そう思ったのを最後に意識が途切れた。

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光サイド

どこにいるんだよ。
侑李が全然見つからない。

ダメだ、ダメだ。
最悪のことなんて考えたらダメだ。

もう一度くまなく探そう。
そう決意し走り出そうとした時だった。

宏「あそこに誰か倒れてる！」

え？

「でも侑李が優先だろ？」

宏「そうだけど、倒れてる人をほっとけないだろ。」

「……行ってみよう。」

俺と薮は走って人が倒れてる所に向かった。

宏「大丈夫d …！！！！！」

「薮？どうs…！！！！」

光・宏「侑李！！！」

俺達は絶句した。
その倒れてる人がまさかの侑李だったから。

しかも侑李の状態は………

「…っ…」

宏「……酷い」

明らかに誰かにやられた痕が残っていた。

宏「気絶してるだけみたいだけど、とりあえず救急車！俺が連絡するから光は涼介達に電話して」

「わ、わ、わかった」

俺は震える手を抑えながら涼介に電話をした。

prrrr

涼『……はい。侑李、見つかった？』

『………ゆ、ゆうりが…』

涼『侑李がどうしたの？』

『だ、誰かに……やられてる』

涼『………は？』

『○○公園で…。い、今薮が救急車を呼んでる』

涼『わかった。近くにいるからすぐに行く！それと伊野尾ちゃんには俺から連絡しとくから』

『わかった』

そう言って電話は切れた。