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光サイド


遅い。
遅すぎる。



侑李が全然帰ってこない!


宏「なぁ、侑李遅くないか?」

全-侑光涼「確かに……」

薮もそう思ったのか皆に問いかけた。



いや、薮だけじゃないここにいる皆が思ってたこと。

大「何かに巻き込まれたとかじゃないよね?」

慧「物騒なこと言うなよ」

大「じゃあなんで侑李は帰ってこないの?もう夕飯前だよ?流石に遅くない?」

全「・・・・・・」

一気に心臓の鼓動がはやくなる。

涼「探しに行こう。

俺と光くん、薮ちゃんで行く。伊野尾ちゃんは家で待機。もしかしたら行き違いで帰ってくるかもしれないから」

全-侑裕大圭「了解」

雄・裕・大・圭「俺達も探しに行く!」

涼「お前らは大丈夫!俺らが必ず連れて帰ってくるから!」

大「嫌だ!心配すぎて家でじっとできないよ。それに人数多い方がいいでしょ?お願い、涼介くん!」

裕・圭「お願い!!」

涼「……………わかった。」

涼介の承諾に3人は一気に明るくなる。

涼「ただし!………裕翔は残れ。」

裕「え?」

やっぱりな。

涼「侑李探すのに発作が起きたら大変でしょ?裕翔は伊野尾ちゃんと侑李が帰ってくるのを待ってて。」

裕「…………わかった。でも!絶対に見つけてね!」

裕翔は何となく分かっていたのか、案外あっさりと諦めた。

涼「それじゃ、行ってくる!何かあったらお互い連絡しよう!」

そう言って俺達は家を出た。









侑李……


お願いだから無事でいてくれ………

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作者名:みさ | 作成日時:2021年9月6日 21時

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