True love (ページ6)

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裕翔サイド

大ちゃんの部屋の前まで来た。
どんな人なんだろ……俺こんなだし。
そんなことを思ってるとは知らない大ちゃんは自分の部屋に入った。

大「光くーん」

光くんっていうんだ。

光「はいはーい。何大ちゃn……そちらは？」

大「昨日話した裕翔！」

昨日俺の話したんだ。…一応会釈をしておく。

光「あー、君が裕翔？……」

光くんは俺のつま先から頭のてっぺんで見渡した。
…はいはい。言いたいことはわかるよ。

「…俺の格好ですよね。」

大・光「え？」

「大ちゃんも今までよく聞いてこなかったなと思うけど、自分でもダサイって分かってます。」

大「いや、俺は…」

「いいんです。これが俺なので。逆にそんな俺と仲良くしてくれてるのが申し訳なくて…」

大「俺は見た目とかどうでもいいの。一目見た時にこの人良さそうだなって思ったから！」

「…ありがとう！そう言ってもらえて嬉しいよ！」

光「俺も全然なんとも思わないよ。今日俺は八乙女光！4年生だ！よろしくね」

「…こちらこそ、よろしくお願いします」

光「先輩だけど、そんな敬語使わなくていいし光くんって呼んでな」

「は、はい。」

なんか伊野尾寮…伊野尾ちゃんといい、光くん？といいここの人達は、フレンドリーな人多いな～。

大「俺と裕翔2限からだから、俺の部屋にきたんだ。」

光「そういうことね！…どうぞー」

「…お邪魔します」
そう言って俺も中に入った。
その後30分、40分と大ちゃんと光くんと話して俺達は授業に向かった。