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裕翔サイド
大「あー楽しかった！」
裕「大ちゃん飲みすぎだよ〜」
俺の本当の姿を見せた後は
バカみたいに飲んで話した。
本当の友達になれたかなと感じた瞬間でもある。
大「だって店長もみんないい人で
お酒も美味しかったんだもん〜！」
裕「それはよかった^^」
大「いいえ〜！…ふふふっ」
裕「うわぁ…ちょっと大ちゃん！
急に抱きついてこないでよ〜」
大「いいじゃん！別に〜」
これはあれだな。
完全に酔っぱらいだ。
裕「はいはい。帰るよ〜」
俺は大ちゃんを支えながら寮まで帰宅した。
大ちゃんを部屋まで送り届けた後は
俺もかなり飲んだし眠たかったので
約束があったことなんて忘れて
そのまますぐに眠りについた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ピピピッ ピピピッ
裕「………ん〜」
目覚ましの音がこんなにも
うるさいと感じた朝は初めてだ。
うるさいというか頭に響くというか…
完全に飲みすぎて頭が痛いだけだ。
てか何時だ？
携帯を開き時間を確認する。
裕「……7時か…………………ん？」
時計を見て何か違和感に気付く。
俺……何か忘れてるような……
.
.
裕「………………………あっ」
思い出した瞬間、急に心臓の音が速くなる。
眠気も一気に飛んでいった。
俺は・・・
山田くんとの約束忘れてしまったのだ。
脅された約束だけど…
やばい、どうしよう。
来なかったら写真ばらまくって言ってたよね…
ど、どうしたらいい？
必死に考えるがいい策が全く思いつかない。
今日大学は休みだから
部屋から出なければいける？
いやいやいや、
写真ばらまかれたら困る。
と、とりあえずこの間
連絡先教えてもらったから
電話する…しかない？
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作者名：みさ | 作成日時：2020年8月24日 22時
