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光サイド

光「ただいま〜」

侑慧宏「おかえり」

買い物から帰るとリビングで侑李と伊野ちゃんがテレビを見ていて薮は事務仕事をしていた。

あれ?涼介どこだ?
今日は病院勤務じゃなかったよなー。

光「涼介はー?」

そう俺が尋ねると薮が顔をあげて口を開いた。

宏「地下室。裕翔が入院だから!」

光「あー、今日からだっけ!そかそか、了解!」

そうだった、そうだった!
てことは裕翔と涼介のご飯を別皿に分けないとな!

そんなことを考えながら買ってきた野菜達を
冷蔵庫に入れようとキッチンに向かった時だった。

テレビからあるニュースが流れてきた。

宏光慧「!!!!」

俺達3人は同時にやばいと思い、
伊野ちゃんがテレビを消そうとしたが・・・

侑「………いや、………いやだ…やめて………」


遅かった。


そう。
流れてきたのが性的虐待のニュースだったのだ。

宏「……ゆうり〜、大丈夫だぞ」

侑「……いやだっ!触らないで……」

宏太が声を掛けても耳に入っていないようだ。
どうしよう…と思ってると・・・


ガチャ


涼「どうかしたの?」

涼介がやってきた。

光「侑李がパニックになってる。」

涼「なんで?」

光「性的虐待のことがテレビで流れてきたんだ。薮が声掛けても耳に入っていないみたい」

涼「!!!……わかった」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
涼介サイド


リビングに入ると何やら騒がしかったので、近くにいた光くんに事情を聞いてみると侑李が性的虐待のニュースを見てパニックを起こしらしく、俺は慌てて侑李に駆け寄った。

涼「侑李!」

宏「涼介!今回は少し酷くて……」

俺気付いた薮ちゃんが振り向いて訴えてきた。

涼「最近落ち着いてたんだけどね。…………ゆうりー?わかる?声聞こえてたら俺の手握ってくれる?」

侑「……ごめん……なさい。ごめんなさい」

ダメか。

涼「精神安定剤持ってくるから薮ちゃんその間侑李を見ててくれる?」

宏「わかった」

俺は1度侑李から離れ、地下室に向かった。

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作者名:みさ | 作成日時:2023年10月31日 22時

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