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宏太サイド
やっと探して見つけた。
すぐさま居場所を涼介に連絡して
俺はベンチに座ってる圭人に近付いた。
そして俺…いや俺達の想いを圭人に伝えた。
圭「宏太くん……」
涼「圭人!薮くん!」
するとタイミングよく涼介がやってきた。
涼「はぁっ……よかった!無事で!」
涼介も走ってきたのだろう。息が上がっていた。
圭「…涼介くん」
涼「突然出ていくから心配したよ。裕翔なんて"発作なんてどうでもいいから"って言って追いかけようとしたんだから。」
裕翔がそんなこと・・・
圭「裕翔が?!」
涼「うん。……まあ少し怒ってしまったけど(苦笑)」
実際はどうでもよくないからな…
宏「それくらいみんな圭人のことが心配ってこと!」
圭「……っ……ごめん」
涼「俺達も圭人の気持ちを考えずに言ってしまったことは悪いから……ごめんね?」
圭「ううん。俺もごめんなさい。」
涼「もう気にすんな^^
彼女の件、こっちで調べてもいいかな?」
圭「え?」
涼「俺達だって圭人が初めて作った彼女のことは信じてあげたい。それにこのまま知らない方が傷つかないかもしれないしね。…でも騙されて傷つく圭人は見たくないんだ」
涼介・・・
圭「……………うん、お願いします」
涼「圭人……ありがとう^^」
ひとまず解決……かな?
宏「よし!…帰ろう!」
涼「そうだな!……裕翔やみんなも待ってるし」
圭「うん。…………2人とも!ありがとう」
宏「当たり前だよ^^」
こうして俺達は帰路についた。
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作者名:みさ | 作成日時:2023年10月31日 22時