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宏太サイド
ガチャ
宏「…！！……侑李、起きたのか。」
リビングに入ると侑李が起きていた。
侑「…うん。ごめん、僕……」
宏「謝らないで？侑李が悪いんじゃないから。」
侑「……ありがと」
宏「もう大丈夫か？？」
侑「大丈夫！」
宏「よかった！！」
顔色もよさそうだし本当によかった！
光「侑李、ご飯食べるか？」
侑「食べる！」
光「おっけい！じゃあ準備してくる。
薮のも温め直すな？？」
宏「ありがとう」
そう言うと光はキッチンに行って準備をし始めた。
実は俺も地下に行ってたから最後まで
食べ終えてなかったんだよね〜(笑)
慧「……そういえばどうだった？
帰ってくるの遅かったけど。」
宏「っ……裕翔がパニック起こしてたんだ」
全「！！！！」
そこから俺はみんなに事情を説明した。
.
.
全「・・・・・・」
話の内容が予想以上だったからなのか
みんな俯いて言葉を発しようとしなかった。
いや、たぶん…
なんて言ったらいいのか分かんないんだろうな。
慧「………裕翔の中で何かが砕けたんだろうね」
そんな中、伊野ちゃんがぼそっとそう呟いた。
光「裕翔も涼介もあんなに頑張ってるのに…
なんでなんだろうな…」
光……
宏「2人が頑張ってるのに俺達は
どうしてあげることもできない。」
それが悔しい…
慧「………ほんと難しいな」
雄「っ…ほら…宏太くん達何、弱気になってるの？」
宏光慧「！！！！」
ゆう…や？
雄「今1番辛いのは裕翔なんだよ？
それなのに今の宏太くん達の姿を見たら
もっと辛くなると俺は思うんだよね。」
大「俺もそう思う！
こういう時だからこそ
俺達は普段通りにしようよ！」
侑圭「うんうん！」
宏「お前ら…！」
光「そう…だよな！
俺達がこんなんだと余計気が滅入るよな」
慧「ごめん。雄也達の言う通りだね」
宏「……ほんとだな。ごめんな」
まさか子ども達から喝を入れられるとは…
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作者名：みさ | 作成日時：2023年10月31日 22時
