smile4 (ページ13)

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涼介サイド

涼「………そうだよね。ちゃんと言わないとだよな。」

宏「俺はそう思うな〜」

涼「…よし！裕翔にほんとのこと話す」

宏「^^

何かあった時は呼んで！すぐに行くからさ」

涼「わかった。ありがとう！」

薮ちゃんに言われて、決心が着いた。
俺はさっそくご飯を持って裕翔のところに向かった。

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裕「………なに…言ってるの？」

裕翔がご飯を食べ終えたタイミングで本当のことを伝えるとそう返ってきた。

涼「黙っててごめん。裕翔の精神面を考えたらつい嘘ついてしまった。でも薬も強くするからいずれはバレるだろうし、黙っててもよくないって思ったから本当のこと伝えた。」

裕「・・・・・・」

涼「……辛いかもしれないけど、一緒に頑…裕「頑張る意味あるの？」え？」

裕「涼介は頑張ろう、頑張ろうっていつも言うけど、頑張ったって結果こうじゃん！だったら頑張る意味なんてないじゃんか！！」

涼「…っ」

俺の話を俯きながら聞いていた裕翔が
突然顔をあげて俺に訴えてきた。

ガシャン

そして裕翔は近くにあったお皿などを投げた。

涼「裕翔！落ち着いて。発作起こすよ」

裕「もうどうでもいいよ！…治してくれるんじゃないの！？治るどころか悪くなってるじゃん。……もう治療なんてやらない！！やる意味なんてない！涼介のバカっ！！」

涼「…っ………」

裕翔の言葉に

俺は

何も言えなかった。

ただパニックになってる裕翔を
抱きしめることしかできなかった。

裕「…はぁっ、……何か言ってよ……反論してよ！！治すって言い返してよ！！………なんでっ………なんで何も言ってくれないの…(泣)」

涼「ごめん、ごめん…ゆうと…ごめんな……」

裕翔は俺が何も言わないことに
余計不安を感じ、泣きながら叫んだ。

そしていつしか俺も泣いていた。

するとドアの開く音がした。

ガチャ

宏「大丈夫k…！！！！」

入ってきたのは薮ちゃんだった。