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宏太サイド
朝食を食べ終えて俺はソファに座っている
涼介のところにコーヒーを持って向かった。
宏「はい、どうぞ」
涼「ありがとう!」
宏「…裕翔、OKが出てよっぽど嬉しかったんだろうな」
涼「まあ、誰かが体調崩した時に裕翔だけは近付けさせなかったからね。」
宏「今回はなんで?」
涼「うーん、最近調子いいみたいだし、たまにはいいかなと思って!さすがに中には入らせなかったけど」
宏「そっか!」
そんな話をしていると裕翔が戻ってきた。
宏「裕翔!話できたか?」
裕「うんっ!……涼介、ありがとう!」
涼「いーえ!でも念の為、手洗いはしといてね!」
裕「はーい」
涼「じゃあ、俺も圭人の様子見てこよっかな。で、そのまま病院に行くから薮ちゃんあとはよろしくね!」
宏「了解!」
そう言うと涼介は行ってしまった。
さてと!
俺は洗い物でもしますかね!
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そして時間は経ち、夕方になった。
俺は事務室で作業していると光がやってきた。
光「薮!」
なに慌ててるようだった。
宏「どうした?そんなに慌てて」
光「侑李と大貴が熱出たんだよ。」
侑李と大貴が!?
薮「え?2人同時に?」
光「あぁ。侑李も大貴も38℃はある」
え?2人同時って……そんなことある?
たぶん2人とも圭人のがうつってしまったんだろうけど。
薮「と、とりあえず涼介に電話するから、光は氷枕と水分補給できるもの持ってきて。伊野尾ちゃんにも伝えて。」
光「わかった」
俺は急いで涼介に電話をかけた。
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宏「光!」
涼介との電話が終わり急いで2階へと向かう。
光「涼介は?」
宏「調整してすぐに帰ってくるって!
侑李と大貴はどう?」
光「2人とも熱は高い。侑李の方は咳もしてる。」
宏「そっか。飲みものは?」
光「一応2人とも飲ませた。」
宏「そっか。とりあえず涼介が帰ってくるまで様子を見よう。」
大「はぁっ……はぁっ」
光「辛いなぁ。すぐに涼介がきてくれるからな」
大「……う…はぁ…ん」
宏「侑李の方も見てくる」
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作者名:みさ | 作成日時:2022年10月4日 23時