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裕翔サイド


ガチャ

圭「…ただいまー」

今話題の中心、圭人だった。

宏「おかえり。……圭人どこ行ってたの?」

圭「…………友達と遊んでた」

光「友達と…って……ほぼ毎日か?」

圭「…っ……うん。」

慧「前までそんなことなかったでしょ?それに連絡もないし…。」

圭「連絡しないのはごめん。だけど別によくない?そんな詳しいことまで言わないといけないの?そんな悪いことしてる?時間だって22時前には帰ってきてるし」

圭人・・・

宏「そういう問題じゃn 圭「あっ!友達から電話だ。じゃあ俺、部屋に戻るね」…あっ!おい!圭人!」

圭人は逃げるようにリビングを出て部屋に戻っていった。

宏「はぁ…。……あきらかになんかあるよね。」

雄「前の圭人と大違いだよ」

光「……とりあえず涼介が帰ってきてから相談するか」

宏「そうだな…。侑李達は順番にお風呂とか入ってきな?」

侑・裕・大「うん」


すると・・・

ガチャ

涼「ただいま」

タイミングよく涼介が帰ってきた。

大「涼介くん!」

慧「涼介お疲れ」

涼「ありがとう!……圭人は?」

光「今日も遅かったよ。いまさっき帰ってきた。」


先程の出来事を涼介にも話した。

涼「そっか。………少し様子見るしかないのかな。補導される23時を過ぎても帰ってこないなら話は変わってくるけどね。もしかしたら何か事情があるのかもしれないし。」

まあ確かに遅くても22時前には帰ってくるしなー。

光「確かにね・・・」

涼「まあその分俺達がしっかり見極める必要はあるけどね。」

涼介の言葉に宏太くん達は頷く。

そんな大人達のやり取りを聞いていた俺は提案した。

裕「俺、学校終わりに跡をつけてみようか?」

宏「裕翔が?」

裕「うん。その方が何してるかわかるでしょ?」

慧「そうだけど……涼介どう思う?」

涼「うーん………裕翔1人ではさせられないな。発作のこともあるし」

やっぱり…

大「じゃあ俺が一緒にしようか?」

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作者名:みさ | 作成日時:2022年10月4日 23時

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