121 ページ43
裕翔サイド
ガチャ
圭「…ただいまー」
今話題の中心、圭人だった。
宏「おかえり。……圭人どこ行ってたの?」
圭「…………友達と遊んでた」
光「友達と…って……ほぼ毎日か?」
圭「…っ……うん。」
慧「前までそんなことなかったでしょ?それに連絡もないし…。」
圭「連絡しないのはごめん。だけど別によくない?そんな詳しいことまで言わないといけないの?そんな悪いことしてる?時間だって22時前には帰ってきてるし」
圭人・・・
宏「そういう問題じゃn 圭「あっ!友達から電話だ。じゃあ俺、部屋に戻るね」…あっ!おい!圭人!」
圭人は逃げるようにリビングを出て部屋に戻っていった。
宏「はぁ…。……あきらかになんかあるよね。」
雄「前の圭人と大違いだよ」
光「……とりあえず涼介が帰ってきてから相談するか」
宏「そうだな…。侑李達は順番にお風呂とか入ってきな?」
侑・裕・大「うん」
すると・・・
ガチャ
涼「ただいま」
タイミングよく涼介が帰ってきた。
大「涼介くん!」
慧「涼介お疲れ」
涼「ありがとう!……圭人は?」
光「今日も遅かったよ。いまさっき帰ってきた。」
先程の出来事を涼介にも話した。
涼「そっか。………少し様子見るしかないのかな。補導される23時を過ぎても帰ってこないなら話は変わってくるけどね。もしかしたら何か事情があるのかもしれないし。」
まあ確かに遅くても22時前には帰ってくるしなー。
光「確かにね・・・」
涼「まあその分俺達がしっかり見極める必要はあるけどね。」
涼介の言葉に宏太くん達は頷く。
そんな大人達のやり取りを聞いていた俺は提案した。
裕「俺、学校終わりに跡をつけてみようか?」
宏「裕翔が?」
裕「うん。その方が何してるかわかるでしょ?」
慧「そうだけど……涼介どう思う?」
涼「うーん………裕翔1人ではさせられないな。発作のこともあるし」
やっぱり…
大「じゃあ俺が一緒にしようか?」
163人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みさ | 作成日時:2022年10月4日 23時