きみと

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裕翔サイド


やまといろいろあったけど、無事仲直りしました！


そしてそして、今日なんと！！！


退院なんです！！

もう〜、嬉しすぎてやばい(笑)
予定より10日程延びたけど、そんなのどうでもいい。
外の空気を吸えることが本当に嬉しい。


舞い上がった俺はまだ時間があるのに、
退院の準備を終わらせちゃって暇なんです…


すると・・・

コンコンコン ガラッ

慧「ゆうと〜、そろそろ……って早いな(笑)」

主治医の伊野尾ちゃんがやってきた。

裕「もうバッチシ！！」

慧「この日を待ってたもんな！

裕翔、退院おめでとう。一時期は危なかったけど、よく頑張ったね！残り少ないけど夏休み楽しんで！」

裕「伊野尾ちゃん…。ありがとう。」

慧「けど、無理はしないこと！いいね？」

裕「はぁ〜い！！」

コンコンコン

伊野尾ちゃんと話してるとまたノックの音が聞こえた。

慧「…お迎えかな(笑)」

ガラッ

涼「…裕翔！」

裕「やま！」

やまが迎えに来てくれたのだ。

涼「退院おめでとう！」

裕「ありがとう！」

涼「……帰ろっか！」

裕「うん！」

こうして俺達は伊野尾ちゃんに挨拶をして病院をあとにした。


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裕「……久しぶりの寮だぁ。」


3週間ぶりに寮に帰ってきた。
たった3週間なのに懐かしく感じる。

涼「……改めて、おかえりなさい裕翔^^」

裕「ただいま、やま！」

涼「ふふっ。……裕翔の部屋に行こっか。大ちゃんが待ってるよ。」

裕「そうだね！」

.


.


.

大「ゆうと〜！！会いたかった！！！」

部屋に着くなり、大ちゃんが勢いよく出てきて俺を力いっぱい抱きしめた。

裕「ちょっ…大…ちゃん…いたいよ笑」

大｢あっ、ごめん。つい…嬉しくて//｣

大ちゃんは俺から離れ、少し照れながらそう答えた。

裕「俺も大ちゃんに会えて嬉しい！…ただいま^^」

大「おかえり、裕翔！

そういえば、山田とも仲直りしたみたいで…よかったな！」

裕「大ちゃんにもいろいろ迷惑かけたよね。ごめんね、そしてありがとう！」

大「俺は特に何にもしてないよ！

それよりも今日は裕翔の退院祝いだ〜！！」

裕「やった〜！！」

涼「お前らうるさいよっ！笑」



そんなやり取りをしていると後ろから声がした。

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