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裕翔サイド
知念くんが転校してきて1ヶ月が経った。
転校してきてすぐくらいは頻繁に体調を崩していたが、
あれから知念くんもこの学校にやっと慣れてきたようで
今では体調を崩すことも減ってきたみたいだ。
俺もあれ以来、特に発作が起きることもなく普通に過ごしている。変わったことがあるといえばやま…かな。
最初の頃は4人でご飯を食べたりすることもあったが、最近ではやまは知念くんと過ごすことが多く、俺・大ちゃん、やま・知念くんと完全に2つに分かれてしまっている。
まあだから何?ってなるんだけど…
やまとはずっと一緒にいたから
少し寂しかったりもする。
大「ゆーと!学校行こうぜっ!」
そうだった。今学校行く準備してたんだ!
裕「あっ、うん!」
.
.
2人でたわいもない話をしながら教室まで歩く。
すると前から薮先生が歩いてくるのが見えた。
裕大「おはようございます」
宏「おはよう!…そういえば最近山田が一緒にいないようだけど、何かあったのか?」
薮先生〜、それ今聞くー?
裕「いや、特にないですよ!ただクラスが違うし向こうも知念くんがいるので自然と2対2になってるだけです!」
宏「そうか。喧嘩とかじゃければいいんだ。」
裕「喧嘩じゃないんで安心してくだい!」
別に嘘じゃない。
宏「わかった。足止めして悪かったな!」
裕「いえ!では失礼しまーす」
宏「歩いていけよー!」
裕大「はーい!!」
俺達は言われたように歩いて教室まで向かった。
やっぱり何かあったって思うよね…
まあ今までずっと一緒にいたからな〜
しょうがない
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みさ(プロフ) - かほさん» 頑張りますっ! (2022年2月20日 22時) (レス) id: 290eb462ff (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 新しいのまた楽しみです!頑張ってください!! (2022年2月17日 17時) (レス) @page1 id: 1c886361fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさ | 作成日時:2022年2月16日 16時