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ru side.
結局、めめとあべくんは何を話してたんだろう。
あんな光景初めて見たし、理由を聞けずに居た。
びっくり、したから。
講義なんて上の空だった。
別にもう成績上位に入らなくてもいい。
立場上は“親”という人に、
罵詈雑言を浴びせられることはない。
単位がとれたら別にいい。
もうご機嫌をとる必要なんて、ないんだ。
講義が終わり、ふと思う。
直接じゃなくてメッセージアプリなら、聞けるかもしれない。
とは思ったものの.. 。
書いては消して、書いては消してを繰り返して、
一向に送れない。
こんな時、何を送ればいいのかな。
俺がめめを頼ってばかりで、
めめの悩みを俺が聞いたことなんて今までなかった。
でも俺も、めめを支えたい。
めめの力になりたい。
だから、真っ直ぐに伝えることにした。
20分近く迷ってようやく送れた。
俺なりに思いを込めた、メッセージ。
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作者名:侑(*´-`) | 作成日時:2021年10月8日 15時