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ru side.



結局、めめとあべくんは何を話してたんだろう。


あんな光景初めて見たし、理由を聞けずに居た。

びっくり、したから。



講義なんて上の空だった。



別にもう成績上位に入らなくてもいい。
立場上は“親”という人に、
罵詈雑言を浴びせられることはない。

単位がとれたら別にいい。

もうご機嫌をとる必要なんて、ないんだ。




講義が終わり、ふと思う。


直接じゃなくてメッセージアプリなら、聞けるかもしれない。





とは思ったものの.. 。



書いては消して、書いては消してを繰り返して、
一向に送れない。



こんな時、何を送ればいいのかな。



俺がめめを頼ってばかりで、
めめの悩みを俺が聞いたことなんて今までなかった。



でも俺も、めめを支えたい。

めめの力になりたい。



だから、真っ直ぐに伝えることにした。




20分近く迷ってようやく送れた。
俺なりに思いを込めた、メッセージ。

― 44→←― 42 変化.



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作者名:侑(*´-`) | 作成日時:2021年10月8日 15時

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