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･
私と紫耀が一緒に登校したことに
周りからの視線が私に送られて
目障りだ。
席に座れば周りからのヒソヒソ話
これじゃあいつの時と変わらない。
晶｢なんか凄いね…｣
｢……気にする必要ない｣
晶｢Aは強いね｣
｢…そんなことない｣
ふと彼女を見ると辛そうな表情。
＿＿あ、そか…
この子がなんで私についてくるわけ。
晶｢そんなことあるよ。
Aは私の正義のヒーローだから｣
｢またそれ？｣
晶｢うん。何度でも言うよ。｣
｢…｣
なんて返していいか分からず
ただ空を見ていた。
＿＿今日も鉄の鳥は飛んでいる。
うるさく鳴いて…
その度に私は心がざわついて息苦しい。
晶｢……｣
＿＿強くなんかない。
私はただ何も感じないだけ……。
強いとかそんなのもうない…。
廉｢…A｣
晶｢あ！いつの間に！｣
｢来ると思った。何か？｣
廉｢話があんねん いつもの場所に来てや｣
｢……｣
顔を見ると苦しそうな表情。
いや…今にも泣きそうな表情…。
廉｢頼む…｣
｢……｣
ガタンっと席に立って
私は彼の後について行った。
･
｢話ってなに？｣
廉｢…紫耀のことなんやけど｣
｢……やっぱそれね｣
いつもの場所に着けば、思っていた通りの話。
｢どこから知りたいの？
最初から？それとも…｣
廉｢お前、紫耀のこと好きなん？｣
｢……｣
＿＿そんなんじゃない。
好きとそんな軽いもんじゃない
廉｢あいつは依存してるって…
運命共同体だって……そんな嘘やろ？｣
｢…ほんとだって言ったら？｣
廉｢A…そんなん間違えとる！
それは本気やない！｣
｢……紫耀は私にとって特別なの。
あんたに何言われようとどうでもいい｣
＿＿一時の感情なんてめんどくさいだけ
好きとかそんなのいらないの。
廉｢ほんまに俺に興味無いんやな｣
＿＿悲しい表情…
苦しい表情…
いつもここに来る時は
ふざけて笑っていたのに。
｢……｣
廉｢…っ｣
ーーぎゅっ
｢え……｣
廉｢ごめん、何もしないって言うたのに
俺、どうしたらええか分からないんや｣
力強く抱き締められた。
初めて触れたカレの温もり。
｢…っ｣
廉｢……好きや、A｣
(心臓の音が私に伝わってくる……)
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LIV(プロフ) - ことみさん» ありがとうございます！！更新遅くなったり変な時間に更新したりするの作者ですがよろしくお願いします！頑張ります！！ (2019年11月8日 23時) (
レス) id: 2cb803d8af (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 小説読みました！とても面白かったです！続きがとても気になってしまいました！更新頑張って下さい!! (2019年11月8日 23時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
LIV(プロフ) - 廉奈さん» あわわ！コメありがとうございます！励みになるお言葉嬉しいです！頑張ります！！ (2019年11月2日 22時) (レス) id: 2cb803d8af (このIDを非表示/違反報告)
廉奈(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張って下さい応援してます！ (2019年11月2日 21時) (レス) id: 2f41cf5dcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIV | 作成日時：2019年11月1日 0時
