０４３ ページ44
＊＊YOU side
会議室に入るとが目黒くんが仕事していた。
あれ？宮舘さんは？
｢おはようございます、あれ？｣
渡辺｢おはよう、目黒。あれ、舘さんは？｣
目黒｢おはようございます。
宮舘さんは仕事入り少し遅れて来ます。｣
渡辺｢んだよ、舘さん待ちかよ
しっかし相変わらず舘さんも人気者だな〜(笑)｣
｢宮舘さん気品があるし、礼儀正しいから先方に人気あるんだね。渡辺くんと違って(笑)｣
渡辺｢おいっ(笑)｣
さっきから目黒くんの視線が怖い気がする。
私は咄嗟に首元の跡を手で隠した。
目黒｢っ、、｣
渡辺｢あ、そうだ。
目黒に言わなきゃいけないことがあんだけど｣
｢え、今？｣
渡辺｢時間があるからいいタイミングだろ｣
目黒｢俺も報告があるんですけどいいすか？｣
まるで翔太くんの言いたいことを避けるかのように
口を割った目黒くん。
渡辺｢んだよ、、報告って｣
目黒｢麻矢と、、Aの妹と別れました｣
｢｢……え｣｣
その目黒くんの報告は私にとって残酷なものだった。
麻矢と別れた？
どうして？だってあんなに、、
……いや、これは私のせいだ。
｢別れたって、、理由聞いていい？｣
目黒｢麻矢には別に好きな人がいるんです、、俺じゃなくて｣
渡辺｢は？｣
｢え、別に好きな人？｣
聞いてない、知らない。
麻矢に好きな人？目黒くん以外の？？
頭がついていかないんだけど。
目黒｢麻矢は、
その人を忘れるために俺と結婚しようとしていました。
でも、忘れることが出来なくて
つい最近その人に思いを伝えたそうです｣
｢っ、、麻矢が｣
渡辺｢とんだ災難だな、目黒も｣
目黒｢災難なんて思ってないですよ。
それは俺も同じことですから｣
｢っ｣
目黒くんの真剣な眼差しに息を飲む。
胸が痛いのは、色々混乱しているから。
渡辺｢ってか、妹の好きな人って誰だよ。Aの知ってるやつ？｣
目黒｢……｣
翔太くんの言葉に目黒くんは逸らした。
その態度に相手は私の知ってる人だと確信した。
ほんとに嘘がつけない人なんだね。
｢……知ってる人だろうと知らない人だろうと
妹のしたことは目黒くんに申し訳ないと思ってる｣
目黒｢俺の気持ち知ってるくせにそんなこと言うんですか｣
｢っそれは、、｣
頭が真っ白でただ目黒くんから目を逸らすしかなかった。
→
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←０４２
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 825人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イルマ(プロフ) - のんさん» コメントほんとにありがとうございますっ！励みになります、これからの展開を楽しみにしていてください！ (2021年2月10日 16時) (
レス) id: 9b6d15fa28 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - すごく共感できて素敵なお話です。これからも応援しますね。 (2021年2月10日 16時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イルマ | 作成日時：2020年9月23日 2時
