０３３ ページ34
＊＊深澤side
ーー�爐修領�場って一番不利��
言われたくねぇ言葉．．．。
んなこと分かってんだよ。。
こんなはずじゃなかったのに、
渡辺や目黒の登場で俺はどうしたらいいか。
｢深澤？…どうしたの？元気ないよ｣
深澤｢え？あ、そう？｣
｢うん。なんか心がどっか行ってる｣
深澤｢別に何でもねぇよ｣
心配するAをよそに俺は心が沈むばかりだ。
．．．本当はお前に気づいて欲しかった
．．．この気持ちを。。
深澤｢……｣
｢今日飲みにでも行く？｣
深澤｢あ、い｢A、お前ひとり暮らし始めたんだって？｣…っ｣
Aの隣で仕事していた渡辺が
俺の言葉を遮って話しを逸らそうとする。
｢な、何で知ってるの？｣
渡辺｢課長が言ってたけど？
お前、俺に黙ってる気だったのかよ｣
｢いや、それは……っ｣
深澤｢！｣
俺は向かいのデスク。二人は隣同士。
距離が縮るのは分かるけど、、
ただ渡辺が耳打ちしただけで赤くなってんだよ。
……なんなんだよ。
深澤｢……っ｣
なぁ、A
俺はもう友達以上になれないのか？
深澤｢A、今日はパス｣
｢そか…じゃまた今度だね｣
渡辺｢合コンじゃねぇ？｣
深澤｢……まぁ、そんなとこ！！俺、人気もんだから色々呼び出しくらうわけ！｣
｢……ふーん｣
空元気にAが疑いの目を俺に向ける。
今日は飲みに行く気分じゃない。
ひとりになりたいんだ。
＊＊＊
仕事の帰りどこも寄らずに家に帰ろうと道を歩く。
だけど、真っ直ぐ家に帰るのも何か嫌だった。
麻矢｢…え、深澤さん？｣
深澤｢麻矢ちゃん｣
麻矢｢偶然ですね！お仕事終わったんですか？｣
深澤｢…あー、うん！！麻矢ちゃんは？｣
まさか麻矢ちゃんに遭遇するとは。
相変わらずニコニコしてて明るい。
何だか眩しいわ。
麻矢｢そうです！今終わってご飯どうしようかなって｣
深澤｢彼氏は？同棲してねぇの？｣
麻矢｢あ、してないですよ。。｣
深澤｢そうなんだ…｣
ふと、気づいたことがある。
麻矢ちゃんって、本当に目黒と結婚するんだよな？
麻矢｢良かったらご飯行きませんか？｣
だったら、なんで．．
以前、はめてたはずの指輪が薬指にないの？
→
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イルマ(プロフ) - のんさん» コメントほんとにありがとうございますっ！励みになります、これからの展開を楽しみにしていてください！ (2021年2月10日 16時) (
レス) id: 9b6d15fa28 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - すごく共感できて素敵なお話です。これからも応援しますね。 (2021年2月10日 16時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルマ | 作成日時：2020年9月23日 2時
