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＊＊＊麻矢side
付き合って３年。
最愛の人からプロポーズされた。
嬉しい過ぎて、昇天寸前。
麻矢「たっだいま〜♬」
「あ、麻矢！おかえり」
玄関入るとお姉ちゃんが顔を出した。
あれ、お姉ちゃん出張から帰ってきたんだ！
思わず嬉しくてお姉ちゃんに抱きついた。
麻矢「お姉ちゃん！
出張から帰ってきたんだ！嬉しい〜♡」
「ふふっ、甘えん坊なんだから。お母さーん、麻矢帰ってきたよ」
麻矢「ただいま！」
母「おかえり、麻矢」
リビングに入るとお母さんが出迎えてくれた。
私の家族は
お父さん、お母さん、お姉ちゃん、そして私の４人家族
ごく普通の家庭に育った、ありふれた家庭なの。
お姉ちゃんとは３つ離れてて
仕事が忙しく帰ってくるのがいつも深夜になる。
バリバリのキャリアウーマン。
麻矢「あれ、お父さんは？」
母「今御手洗よ。それより、ご飯食べてきたの？」
麻矢「うん、食べてきたよ♬あ、そうだ…
お父さんが来たらみんなに報告したいことがあるの」
「な、なに？そんな改まって…」
母「まあ、なんとなく内容は分かるけど…」
チラッとお母さんは指輪を見た。
さすがお母さん、目の付け所が違うね。
父「麻矢、帰ってきたのか。おかえり」
麻矢「ただいま〜」
「……あ、なるほど」
お姉ちゃんも指輪の存在に気づいたみたい。
ニヤニヤ笑うお姉ちゃんを見て
私までニヤニヤしちゃう。
でも、ここは真剣に。
麻矢「あのね、お父さん、お母さん…報告があるの」
父「なんだよ、真面目な顔して」
母「……」
「……」
麻矢「私、今お付き合いしてる人と結婚したいと思ってる。
それでさっき彼からプロポーズしてくれて
明後日二人にご挨拶したいって言ってくれてるの
……お父さん、お母さん、、会ってくれる？」
「「……」」
さっきまで和気あいあいだった空気が
一瞬で緊迫した空気になった。
父「そうか…麻矢、これからの人生を共に歩んで生きたいと思える人と出会えたのか」
麻矢「うん」
父「わかった…連れて来なさい。」
麻矢「やったー！！ありがとう！！」
「ふふっ、よかったね！麻矢」
母「でもその前に部屋をちゃんと片付けなさいよ！」
「「(笑)」」
･
･
だけど、この幸せが長くは続かないなんて
思ってもみなかった。
→
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イルマ(プロフ) - のんさん» コメントほんとにありがとうございますっ！励みになります、これからの展開を楽しみにしていてください！ (2021年2月10日 16時) (
レス) id: 9b6d15fa28 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - すごく共感できて素敵なお話です。これからも応援しますね。 (2021年2月10日 16時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルマ | 作成日時：2020年9月23日 2時
