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＊＊YOU side
「ちょっ、、渡辺くん離してっ」
渡辺「抵抗するんだ、、なら尚更力入れるよ」
言った通り、ほんとに力を入れて
余計に抵抗する事が出来ない。
渡辺「いい匂いするんだけど、、俺これ好き」
「ちょっ、、っ！」
密着するお互いの身体に渡辺くんが
私の首に口をつけた。
え、え、なんなのよ！
渡辺「部から離れた資料室、薄暗い部屋、、最高じゃん」
「なに訳の分からないこと言ってるの。とにかく離して」
渡辺くんの香水の匂いと久しぶりの男の人の
温もりに頭が変になりそう。
それに心臓の音がうるさい。
渡辺「じゃ俺のこと意識して。だったら離す…それと名前で呼んで」
「っ注文が多いよ」
話す時、渡辺くんの息が首にかかってくすぐったい。
この人、絶対女慣れしてる。
渡辺「だったらこのままか、、もしくは」
「っ……！」
�爐舛紊鱈瓩伴鵑砲泙晋�をつけ
ゆっくり吸い始めた。
渡辺「、、、キスマークつけるよ」
「えっ！？」
渡辺「キスマーク付けたまま部に戻ったら
みんな驚くね。、どうする？A」
「っ…」
それだけは絶対に嫌。
だけど、渡辺くんの言ったことに従うのも…。
渡辺「早くしないとほんとに付けちゃうよ？」
「っ…、分かったわよ。し、しょ、�琅涜世�ん�瓠�
渡辺「っ……まあ、合格でいいか」
「でも、さすがに仕事の時はそう呼ばないわよ」
渡辺「ふっ、俺だって会社員としての自覚はあるわ。
さて、次案内して」
「……」
ぱっと離れ満足した渡辺くんを見たら
悔しい気持ちと久しぶりに触れられた身体に
感情がついていけなかった。
「…最悪」
ほんとに意識し始めたのかもしれない。
渡辺くんの策に。
･
･
深澤「おかえり、A」
「…ただいま」
部に戻れば笑顔で迎えてくれたが
その笑顔に返す気を起きない。
渡辺「なかなか広いんですね、色々と」
深澤「？、、ってどうした？顔色悪いぞ」
「へっ？あ、何でもない！」
深澤「…あ、そう」
深澤の顔を見ずにデスクに戻った。
そんな私を見て、ふっと鼻で笑っていた渡辺くん。
私の周りで、何かが変わり始めてる
……そんな気がして
不安がよぎる。
→
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イルマ(プロフ) - のんさん» コメントほんとにありがとうございますっ！励みになります、これからの展開を楽しみにしていてください！ (2021年2月10日 16時) (
レス) id: 9b6d15fa28 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - すごく共感できて素敵なお話です。これからも応援しますね。 (2021年2月10日 16時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルマ | 作成日時：2020年9月23日 2時
