Story 34 ページ36
お水だけ出してあげて
話を聞く体制に入った。
モ「…あのね。
俺ら、勝手に決められた結婚相手って
Aちゃんそう思ってるでしょ?」
「…うん、お父さんが、勝手に決めて…」
だから、モトキくんが縛り付けられてるって
そう思ったから、わたし…
モ「…実は、違うんだ。」
…どういうこと?
モ「…俺、去年、Aちゃんに会ってるんだ。」
去年…?
モ「そう。去年俺風邪こじらせて入院したの
その時に、飲み物が欲しくて
俺、熱高いのに病室出ちゃったの。」
…あ、なんとなく、思い出した気がする。
モ「…倒れそうになって椅子に座りこんだ俺を
助けてくれたのはAちゃんだった。」
そうだ、あの日は
確か健康診断に行った帰りだったっけ
椅子に座りこんで辛そうな人を病室まで送って
自販機でお茶と水買ってあげたっけ…
モ「…あの時、俺ほぼ意識朦朧としてたけど
優しい人だなって思ってた。」
*
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SA-YA(プロフ) - 照島優貴(てる)さん» ありがとうございます! (2018年9月19日 16時) (レス) id: e72b205005 (このIDを非表示/違反報告)
照島優貴(てる)(プロフ) - シルクかマサイで見たいです(いつも作品見てます!更新これからも頑張ってください! (2018年9月19日 9時) (レス) id: 53d42c2258 (このIDを非表示/違反報告)
SA-YA(プロフ) - 花穎さん» シルクメインは一応前の作品で書かせていただきました!それでもシルクが多いならシルクにさせていただきます! (2018年9月19日 6時) (レス) id: e72b205005 (このIDを非表示/違反報告)
花穎(プロフ) - シルクがいいです! (2018年9月19日 0時) (レス) id: 4292d5ca62 (このIDを非表示/違反報告)
SA-YA(プロフ) - かなでさん» コメントありがとうございます! (2018年9月18日 21時) (レス) id: e72b205005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやのすけ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arashihsj/
作成日時:2018年7月28日 22時