Story 29 ページ31
モトキside
家に着いて、中に入っても
電気はついていなくて。
Aちゃんの部屋は
大半のものがなくなっていた。
ちゃんと伝えればよかった。
俺の気持ち。ここまでの経緯。
そうしたら、何か変わったのかな。
…嫌だったんだ。
もしそれを聞いて、Aちゃんが俺を嫌ったら
離れて行ったら
そう思ったら、言い出せなかったんだ。
…どうしたらいいの、俺は。
何をする気にもなれなくて
俺は、自室でベッドに潜り込んだ。
そのまま、眠りについた。
・
朝、起きた時。
夢じゃ、ないんだって思った。
夢であってほしい。
そう、何度願ったか。
モ「…探そう。Aちゃんを。」
このままなんて、絶対に嫌だ。
俺は、シルクに電話した。
シ『おう、お前大丈夫かよ、
昨日様子おかしかったし…』
モ「ごめん、今日動画休むね。」
シ『どした?具合でも悪いのか?』
モ「Aちゃんがいなくなったんだ。」
シ『は?』
モ「自分が俺の人生壊してるから、って。
俺、自分の気持ちを伝えるのが怖くて逃げてたんだ
…ちゃんと探して、伝えたい。
自分の気持ちを。」
シ『わかった。
どうしようもなかったら連絡しろ。
俺らも手伝うから。』
モ「ありがと。」
俺は必要なものを持って、
家を飛び出した。
*
275人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SA-YA(プロフ) - 照島優貴(てる)さん» ありがとうございます! (2018年9月19日 16時) (レス) id: e72b205005 (このIDを非表示/違反報告)
照島優貴(てる)(プロフ) - シルクかマサイで見たいです(いつも作品見てます!更新これからも頑張ってください! (2018年9月19日 9時) (レス) id: 53d42c2258 (このIDを非表示/違反報告)
SA-YA(プロフ) - 花穎さん» シルクメインは一応前の作品で書かせていただきました!それでもシルクが多いならシルクにさせていただきます! (2018年9月19日 6時) (レス) id: e72b205005 (このIDを非表示/違反報告)
花穎(プロフ) - シルクがいいです! (2018年9月19日 0時) (レス) id: 4292d5ca62 (このIDを非表示/違反報告)
SA-YA(プロフ) - かなでさん» コメントありがとうございます! (2018年9月18日 21時) (レス) id: e72b205005 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あやのすけ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arashihsj/
作成日時:2018年7月28日 22時