愛と言葉の大切さ。

Story 25 ページ27

私昨日から寝てばかりだな…









なんて思ったのがさっき。








起きたら部屋にモトキくんはいなくて。









動画撮影今日もあったのかな、申し訳ないなって









考えていた時だった。









＿ガチャっ








モ｢あ、Aちゃん。起きてた？｣








｢うん…｣








小さいお鍋を持って部屋に入ってきたモトキくん。








モ｢お粥作ったんだけど、食べる？｣








｢…うん、少し、もらおうかな。｣







そっと起き上がってお鍋を貰う。








｢…いただきます。｣








スプーンでそっと掬って口に入れる。








｢ん、、おいしい…。｣








モ｢そっか！よかった！｣








って、ニコニコ笑うモトキくん。








モトキくんは、笑顔が一番似合う。









モ｢ん？どーかした？｣









…この人の人生を、お父さんが、、








｢…んーん、、なんでもない。








…もう、おなかいっぱい。｣








半分ぐらい減ったお鍋をモトキくんに渡した。








モ｢そっか、じゃあ寝れるなら寝ちゃお！








絶対その方が楽だよ！｣









｢ん…ありがと。｣








私は、モトキくんに背を向けて目をつぶった。









＊

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