愛と言葉の大切さ。

Story 9 ページ11

結局試着して、似合う！って言われて








モトキくんに無理矢理買わされた服。








その服は私好みで、びっくりした。









モトキくんは私の好みを知っているのだろうか。








はたまたモトキくんの好みと私の好みが








偶然合っているのか









そう悩みながら他の買い物も終え、









私たちは家に帰った。









・








モ｢いただきまーす。｣








｢いただきます…。｣









モ｢あ、そーだ。｣








夕飯の時。









急にモトキくんがそう声をかけてきた。








｢なに…？｣









モ｢Aちゃんに話しておくことがあるんだよね。｣









なんて真面目な顔してお箸を置いたから








私も箸を置いた。









モ｢…YouTuberってわかる？｣








｢…まぁ、言葉だけなら？｣








いきなり何の話かと思った…。








YouTuberって、あれでしょ？








YouTubeに動画を投稿してる人達でしょ？








モ｢俺、YouTuberなんだよね…。｣








…ふーん。








｢…え、YouTuber？｣








え、YouTuberなの？モトキくんが？








モ｢うん、今日来た友達と、あと2人加えた7人で。｣








まぁ婚約決まってから








動画撮影行ってなかったんだけどさ。








なんて言うモトキくん。








動画投稿してる人か…すごいな…。








モ｢…で、今日連絡もしないし家も引っ越したし








動画撮影にも来ないからって








メンバーが家に来たんだよね。｣








そーゆー事だったんだ。








なんて思いながらモトキくんの顔を見た。









＊

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