愛と言葉の大切さ。

Story 1 ページ1

私は今、固まっております。









だって…だってさ…。








父｢今日からお前は、








この本肝魁さんと2人で暮らしてもらう。｣








なんて言われたら、固まるでしょ！？








｢…なんでそーなるの？意味わからないんだけど。｣








相手の…もときもさん？も、父親と2人。








…え、もしかしてこれ…お見合いってやつですか？








いやいやいや、展開が早すぎるだろ








父｢今日から、お前達2人は婚約者だ。｣








｢婚約者！？！？｣








意味、わからない。本当にわからない








｢…いい加減にしてよ。








いつもいつも仕事ばかりで








家にも帰ってこないくせに！








急に帰ってきたと思ったら何よ！｣








私はそれを言い捨て、部屋を出た。








・









？｢Aちゃん…。｣









近くの海の砂浜に座り込んでいたら








後から声をかけられた。








そこに居たのは、さっきの本肝さん








わざわざ追いかけてきたみたいだった。








本｢…そりゃ、急に婚約なんて聞いたら









誰だってびっくりしちゃいますよね。｣









初めて聞いたその人の声はすごく優しい声で、








何故か耳に残った。









＊

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