正義のヒーロー

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西「秀太〜」



西島くんの呼んだ人は、



秀「なんだよ、にしじm



あ「えっ……しゅうちゃん？」



秀「えっ！ 西島、なんで？」



西「これ、運ぶの手伝ってほしくてさ」



秀「そうじゃなくて、なんで？」



テンパってる秀ちゃんぽい人



本当の秀ちゃんかな……



西「いや、Aちゃんが物理の担当で運ばさせられてたから…ね！」



あ「うん」



秀「はぁ…どれ持てばいいの？」



あ「こっこれです」



やばい、本当に秀ちゃんかと思って緊張しちゃう



秀「ん…」



西「ごめんね、Aちゃん」



あ「いやいや、大丈夫」



西「あいつ、この前ぶつかった時も一緒に居たんだけど覚えてる？」



あ「いっいや、全然」



西「そうなの！」



あ「はい…」



全然、知らなかった



あっ！ そうだ、名前



あ「あの、今の人って



秀「西島、行くぞ」



西「あー うん
…Aちゃん、なんかいった？」



あ「いっいえ…」



西「そう？ じゃあまたね」



あ「うん…」



聞けなかった…



もし、秀ちゃんだったら



私はどうやって話せばいいのかなぁ



真「…………」

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