＿大嫌いなはずだった (ページ7)

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ののside

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永瀬くんの方を向けば少し微笑んでる君。

多分私の顔は真っ赤で、

廉「霧島さん？俺と一緒いや？」

なんて眉を下げて聞いてくるから、

「えっ、そんな事ないよ！！」

と返すと、＂良かったわ～＂なんて笑うから私も釣られて笑うと

優太「廉が女の子の方に自分で行くなんて珍しい～付き合ってんの～？？？(笑)」

廉「んなわけないやろ優太、俺はええけど霧島さんには迷惑かけんなや。」

と優太ｻﾝ(？)に言うと＂ごめんな～こんな奴で＂と言うから、

やっぱり優しいしかっこいいじゃん。

昔と変わらない永瀬くんじゃん。

なんて思ってると、

奈緒「ねえねえねえ、ちょっとのの！！永瀬くんとどんな関係よ、」

と拗ね気味に聞いてくる奈緒。

「ああ、中学の時同じクラスで話したことあるくらいだよ？」

奈緒「ふーん。」

気に入らなそうに永瀬くんの方に歩いていくと、

奈緒「ねえ、永瀬くん...だっけ？」

廉「そうやけど、なに？」

奈緒「私のののだから、あんたなんかに渡さないかんね。」

ってはい？？？

なにやってんの奈緒さん....

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