＿大嫌いなはずだった (ページ2)

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再会ページ2

ののside

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6月、蒸し暑くって嫌になる梅雨の時期。

制服は暑くて着崩したいけど1年にはそんなの許されない。

この時期がいちばんきらい、だって

あいつといた頃のこの時期は凄い幸せだったから、

奈緒「のの～！！会いたかった、すき！！」

「もう、2日会ってないだけじゃん、(笑)」

学校に着くなり抱きついてくるのは私の高校になってからできた親友、奈緒。

奈緒は顔こそ可愛いしモテるのに、＂その辺にいる男子よりののが好き！！＂って、レズなんじゃないかって心配になる。

智洋「おはよ～、あ、ののちょっと職員室来てや～」

「あ、はーい。」

あの先生は智くん。

私の幼馴染で、今は私の先生。

奈緒「神ちゃん先生、私ののの取る気なのかな！！？」

「いや違うから、呼びやすいだけだって、行ってくる！」

奈緒を軽くあしらい職員室へ、

〝コンコン〟

「智くん～呼び出しって何～って、え？」

智くんの前に居た男の子、それは

茶髪になって少しチャラくなったけど変わらない、

忘れもしない

「........永瀬、くん。」

廉「ああ、霧島さん、久しぶりやな～」

私の初恋の人だった。

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