JUMPな日常３ (ページ37)

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知念side

薮「……さて、どうするかな」

情報が少ないよね。多いと思う？
ま、他の任務でこの量なら結構ある方かもしれないけど、これだけ難しい任務なら全然足りないね。
いつもはすぐに作戦立てちゃう宏太も、今回は困ってるみたいだし。

薮「……じゃあとりあえず、伊野尾と知念は引き続き情報調べて。
伊野尾」

伊「ん？」

薮「情報から、現在使用中のプライベートジェットの位置割り出して」

伊「時間かかるよ」

薮「それでもいいから」

伊「了解」

頼もしいよね、伊野尾ちゃん。難しくても出来ちゃうんだもん。

薮「あとのメンバーは、2人の情報を中心に、過去にターゲットと接触した人物に聞き込み。
プラス、2人の指示聞いて、2人の補助」

有「そんなのでいいの？」

薮「できることをやるしかないから。伊野尾がいるから大丈夫でしょ」

有「そっか」

薮「あともう1つ。俺、髙木、裕翔は銃の準備をしておくこと」

髙・中「「了解」」

へー、珍しーー。宏太はあんまり銃を使いたがらないのに。

伊「なんで？珍しいじゃん」

薮「強い人が多いし、今回は必要でしょ。手練れなら生半可に近づく方が危険だし。
髙木は全距離用意しといて」

髙「うん」

雄也は、ハンドガンから長距離の銃まで、なんでも万能なの。
なんでかはよく知らないけど。

でも、今回は本当に大変そう。
いつまで続くのかな、これ。
っていうか、僕も外に出たいんだけど……。