JUMPな日常３ (ページ2)

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山田side

5人はずっと強い。
Hey!Say!JUMPになったばかりの時から、当たり前のようにトーナメントに名前があって、名前があることに喜びさえ感じなくなっている。
……そんな、簡単なことじゃないのに。

強者vs強者の対決が"見られる"。
この"見られる"は、自分はトーナメントに入れないけど、外から見ることくらいはできる。
俺はトーナメントに入る人間じゃなくて、外から見ることしかできない人間。

……あーあ。
トーナメントに入れるくらい強くなれば、"見られる"じゃなくて"見せられる"って言えるのにな。

岡「山ちゃん、次がんばろうね」

山「なに、慰めてんの？」

岡「だって山ちゃんいつも落ち込んでるんだもん。
俺たちはもちろん、みんな強くなってるんだから。
今度は越せたらいいよね」

圭人はほんとに素直っていうか、なんていうか。
俺みたいにひねくれてないからなー。
ま、だから一緒にいると居心地いいのかもしんないけど。

山「じゃあ、トーナメント1位になったら、今晩は好きなもの作ってあげる」

有「えっ!?マジ!?」

山「ほんと。だからちゃんとがんばってね。
あ、でも、大ちゃんには作りたくないから、大ちゃん倒せるように頑張るんだよ？」

八「打倒大ちゃんはいつも目標だもん。言われなくても頑張るよ！」

髙「光くんがんばって」

八「お前なぁ…」

中「5人ともがんばってね」

薮「もちろん」

まぁ、色々思う事はあるんだけど、こんな強い人たちと一緒なグループなんだし、Hey!Say!JUMPのメンバーの一員として、誇りに思って応援するよ！