永遠の愛を君と誓う4 (ページ34)

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デビューに対して樹の思い　(名前)side ページ34

Jr.の曲や、KAT-TUNや嵐の曲もカバーして歌ってくれて、生で聴けてるだけでも私は幸せだと感じた。

コンサートは早いもので、ラストスパートまで来た。樹たちはステージの中央から前の方に向かっていった。

6人揃うと、一人一人今心にある思いをナレーションのような形で言う場面に切り替わった。

樹にライトが照らされた。そこで、樹のデビューに対するほんとの思いを知ることになる。

樹:「上手くいかないことばっかりで、空回りしたり、勘違いされてた。それでも、いつも冷静なふりをしてた。」

樹:「もう、SixTONESもダメかもしれないって、何回も何回も思った時、ようやく俺たちに回ってきたCDデビュー。」

樹:「正直今も戸惑ってるし、毎日不安になるけど、たった1回しかないCDデビュー。自分の全てをかけたい。このメンバーとみんなで、心から楽しみたいと思っている。」

思わず涙がぽろぽろと溢れてきた。樹は、ほんとに何回も何回も苦しんだ。でも、諦めずにここまでやってきた。

私はそんな樹を何度も見てるから、樹の隠された思いを聞いて、ほんとにここまで来れて良かったねって思った。

後で、樹に言葉をかけてあげたい。樹の不安は私が少しでも消してあげたい。