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思い 北斗side ページ10
仕事が休みで、樹の病室にいたら、Aちゃんが来た。こういう時にしか話せないようなことを話そうって思って・・
北斗:俺たちがバカレア高校っていう映画で一緒になった時に、樹から3年ほど付き合ってる彼女がいるって聞いた。
北斗:俺彼女いて羨ましいって思ったのと同時に、ジュニアでもっと頑張んなくちゃいけないのに、スキャンダル出たらどうすんの？って思って。
北斗:樹に言ったんだそのこと。そうしたら樹、「俺にはAがいないとダメなんだ。自由に恋愛なんかできなくても、Aと居られればそれで良い。」てさ。
北斗:そんな綺麗事あるか？ってほんとは信じてあげないといけねえのに、俺は信じてあげられなかった。
北斗:でもね、樹がAちゃんを初めて現場に連れてきた時、そんな考えが俺の中から消え去ったんだ。2人がお互いに好きで、信頼しあって支え合ってるのが周りから見てもよく分かって。
北斗:樹の言ってたことってほんとだなって。Aちゃんなら、樹のこと任せられるって親のように思ったんだよね笑
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作者名：ゆうぴ | 作成日時：2021年1月22日 9時
