僕のお嬢様

27.お嬢様、嵐の前の静けさです ページ33

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最近、ちょっとおかしい。





祐「これ四面いけた？」

稜「あー途中でアイテム取んないといけない」






晃「ほんまかわええ顔しとんなぁ、Aには負けるけど」

拓「そういう趣味はありませんやめて下さい」






佑「ほら見てこれ！可愛いでしょ」

太「どこで買うたんですか！？可愛い〜！見て〜海さん！」

海「はいはい、」







「……いやおかしくない？祐基と船津くん仲良くなってるし吉野くんと拓弥はなんか怪しいし後の三人とか休日の息子達とパパじゃん」





そう。福田くんの一件以来この八人が集まる事が多いのだ。







晃「ええやん、こっち側の人間同士仲良くしようや」

稜「同年代で同業者でって中々ないですし」

佑「そう！みんなでいると楽しいじゃん！☆」

「福田くん…」



☆なんて付けちゃって可愛い…なんて考えていると、ぐっと横から抱き寄せられる感覚。






晃「俺らの結婚式にはみんな呼んだるからな」

「は？いやいやいや」

稜「え？そういう感じなんですか？」

祐「違います。違います違います！！」

晃「俺らなんてキスした仲やん」

太「あの時の晃一さん男らしかったなあ」

拓「……キス？」

「してない！未遂！！拓弥怖い！」

佑「えっ……言っとくけど僕もしてるからね！？」

「あなた達記憶どうかしてるの？！」

海「若…そんな大胆な事するようになったんですか？」




元から騒がしかったのに更に騒がしくなった日常。まあいい事もあるんだけど。



祐基は船津くんとゲームで意気投合して、拓弥は小笠原くんと何かと波長が合うみたいですぐ仲良くなったみたい。同じクラスなのに話した事なかったらしく、今まで仲良くならなかったのが不思議なくらい。






「平和だなー…」



わいわいと騒ぐ七人を見てぽつりと呟く。


けど、平和なんて長くは続かないもので。





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