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北「あー疲れた…」
職場では他人のふりするという約束のおかげで
やっと1人になれた、朝。
「ひろー、お風呂一緒に入ろ？」
「ベット新しいの買う？狭いね〜、ぎゅー」
「おはようのキスしてよ」
昨日の夜から今朝まで恋人くんは絶好調
恋人ごっこのようなセリフや行為から逃げまくり
出社時点でどっと疲れが…
まぁオムライスは美味しかったけど
「北山、大丈夫？」
自分の机にふっつぶしていたら
同期で後ろのデスクの奈々がコーヒーを淹れてくれた
北「さんきゅー、あー上手い」
奈「昨日２つもボツくらってたもんね」
北「あれは終わった〜それ以外がさ…」
って喋れる内容じゃないから辛い。
誰にも相談出来なくて…
あれ、俺自ら悩み増やしてない？
奈「恋人…とか？」
北「んー、まぁ、そうなるな」
言いたかないし、機械だけど
まぁ恋人…
恋人って言えば相談出来るかな？
北「あのさ、奈なっ…！？」
相談しようと座る奈々の方に椅子を回したのに
急に体が後ろに引っ張られたような感覚
藤ヶ谷が俺の椅子をまわして
いつの間にか俺は藤ヶ谷と向かいあっていた
北「おいっ危ないだろ！ばかっ」
藤「…ちょっと分かんないとこが」
北「あー？もー。どこ？」
奈「北山、コーヒー溢れてる」
北「えっ、うわ。最悪だ…」
さっき無理やりやるから…
からかうなら会社外でやれよ。
奈々に袖に付いたコーヒーを拭いて貰いながら
怒ろうと藤ヶ谷をみれば
唇を噛んで悲しそうな顔をするから
なんか、怒る気がなくなった
北「ふじ…
奈「白シャツに付かなくてよかったわね。
黒スーツで目立たないし…」
北「ああ、さんきゅ。悪いな。
そのハンカチ洗って返すわ」
藤「すみませんでした…」
北「ああ、大丈夫」
ペコッと頭を下げて戻った藤ヶ谷
大した用でもなかったのか？
聞きたいことあるっつって無理に引っ張るから
コーヒー溢したのに
奈「…後輩指導大変ね」
北「まだ2日目だけどな」
奈「金曜日飲みに行かない？」
北「なに？奢り？」
あんな顔出来るんだな、機械なのに
ミスするんだな、機械なのに
あいつは機械だろ
奈「北山？」
北「ん？」
奈「や、いいわ。仕事しよ」
北「おう」
でも機械でも…
辛いって思うのかな
なんか、…あったのかな
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未来(プロフ) - ﾂﾝﾃﾞﾚ藤北の､29Pと30Pが抜けているような気がするんですけど､私の気のせいだったら､ｺﾞﾒﾝﾅｻｲm(._.)m (2017年11月28日 0時) (携帯から) (
レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 初めてコメントします。初めから読ませて頂いてました。もうもうやっと二人がぎゅーっとなって嬉しいです！不器用なふたりぎやっと！って感情のままに書いてしまいましたすみません。これからも影ながら応援してます。素敵な二人をありがとうございます。 (2017年11月27日 23時) (レス) id: ac7391eab1 (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - ひらりさん» うきゃー、ありがとうございます！！嬉しすぎて…本当にありがとうございます。もっと更新出来るよう頑張りますね！ありがとうございます(≧∀≦) (2017年3月6日 8時) (レス) id: b58d4f2cac (このIDを非表示/違反報告)
ひらり(プロフ) - 移行、おめでとうございます！ 前作から拝見させていただいていました…！ 私、ありさんのお話本当に大好きで、いつも更新楽しみにしているんです(#^^#)。北藤めちゃくちゃ可愛かったです…(#^.^#)。癒されました♪ (2017年3月4日 21時) (レス) id: 25c128019f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あり
| 作成日時：2017年3月3日 12時
