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藤「それ下…」
北「えっ…わ！」
社食に行こうと、
下に向かうエレベーターに乗ろうとしたら
急に腕を引っ張られバランスを崩して
藤「大丈夫…ですか？」
北「っあ、うん////」
藤ヶ谷くんにもたれてしまった
しかも顔を覗き込んでくるから
抱きしめられてる様な錯覚
びっくりして
慌てて離れた。
北「あれ？なんで社食じゃ…」
藤「……弁当作るって言ったじゃないですか」
北「へ…？」
俺に？なんで？今日が初対面で…
藤「…エレベーター、来たよ」
北「え、ちょ」
上に向かうエレベーターが開くと
藤ヶ谷くんは混乱してる俺の腕を掴んで乗り込んだ
…あ、このデカイ袋、弁当か。
って
北「…おい//」
エレベーター
何故か、手が繋がれたままで
北「はなっ//」
藤「ん？」
北「…っ」
抵抗したら繋ぎなおされて
有無を言わせないその表情は少し怖くて
死角だから周りには気付かれてないし
降りるまでなら…我慢すれば…
って、こいつ後輩なのに…
北「……おい、どこ行くんだよ…」
藤ヶ谷くんにだけ聞こえる声で話しかければ笑うだけ
階が上がるほど減ってく人
藤ヶ谷が降りる気配はなくて
あ、もしかして屋上？そう気付いた頃には
エレベーターに乗ってるのは俺らだけで…
北「なにっすんだよ…！」
いきなり壁に押さえつけられ
逃げようにも力負けして逃げられない
藤「だって、何か宏光変なんだもん。」
気付けば
北「は！？あのなあっ……！
………？」
近すぎる距離すら、なくなっていた
北「なにしっ…！？////」
藤「着いたよ」
北「じゃなくてっ…おい！////」
いつの間にかタメ口だし
藤「続きは帰ってからね」
北「しねーよ！つかすんな！」
藤「宏光…？」
なんなんだよ、こいつ……怖いどころか…
ピコンッ
メール…って今それどころじゃ
と思ったけど画面に表示された文字に
二度見してしまった
“ 理想の恋人作成会社 ”
北「まさか…」
『北山 宏光様！
理想の恋人とはお会いになれましたでしょうか？
問題が生じましたらこちら↓まで』
北「……ほん、とに…？」
理想の恋人…？作られた人間？
目の前のこいつが…？
藤「宏光？」
さっきの繋いだ手もあったかくて…
笑顔だって自然で…
藤「早く食べよう」
北「……人間、だよな？」
藤「？」
北「……」
…出来るなら、
仕事が片付いてから混乱させて欲しかった。
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未来(プロフ) - ﾂﾝﾃﾞﾚ藤北の､29Pと30Pが抜けているような気がするんですけど､私の気のせいだったら､ｺﾞﾒﾝﾅｻｲm(._.)m (2017年11月28日 0時) (携帯から) (
レス) id: 546aa22f8e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 初めてコメントします。初めから読ませて頂いてました。もうもうやっと二人がぎゅーっとなって嬉しいです！不器用なふたりぎやっと！って感情のままに書いてしまいましたすみません。これからも影ながら応援してます。素敵な二人をありがとうございます。 (2017年11月27日 23時) (レス) id: ac7391eab1 (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - ひらりさん» うきゃー、ありがとうございます！！嬉しすぎて…本当にありがとうございます。もっと更新出来るよう頑張りますね！ありがとうございます(≧∀≦) (2017年3月6日 8時) (レス) id: b58d4f2cac (このIDを非表示/違反報告)
ひらり(プロフ) - 移行、おめでとうございます！ 前作から拝見させていただいていました…！ 私、ありさんのお話本当に大好きで、いつも更新楽しみにしているんです(#^^#)。北藤めちゃくちゃ可愛かったです…(#^.^#)。癒されました♪ (2017年3月4日 21時) (レス) id: 25c128019f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あり
| 作成日時：2017年3月3日 12時
