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添えられた両手は段々と滑り下りて
私の首に辿り着いた 。














" 俺の手は君にだけ暖かい "













そう言うけれど
今まで感じたことが無いくらい冷たい 。



















『 うっ …… !』













段々と首を包んでいる冷たい手に力が加わる 。


















「 A!」
















向こうでガチャガチャと鍵の音がする 。


















『 んっ!んんん!』

























苦しくてぱくぱくとしている私に
彼が唇を重ねる 。

















この冷たい両手をいますぐに振り払いたいのに ……











苦しいはずなのに ……














幸せで堪らないのは何故?



















レイちゃんがドア越しに何かを言っている 、

きっと私には難しいことを 。
















もうそんな難しいことは何もわからないし
それを叫ぶのは誰かすら忘れそうになるくらい










彼のキスで私は甘く酷く溶けていく 。











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にこ - みるるん!さんが伝えたかったことと私が感じたことは違うかもしれませんが、私はハッピーエンドだと思ってます。こんなに愛せる人と一緒にいれるのは幸せだと思うし、生きることだけがその人にとって幸せとは限らないので…(気分を害されたらすみません…!) (2020年3月4日 5時) (レス) id: 03a051c83b (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりー - 短編だけれどお話がまとまってて読みやすいし最後になるにつれて鳥肌が立ちました。作者さん天才、、、、、 (2020年3月1日 23時) (レス) id: fc96554ac3 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 物語読んで、メッチャ体がしびれた自分が溶け込んでた。 (2020年3月1日 23時) (レス) id: 185d75fc93 (このIDを非表示/違反報告)
hiレベルな小5 - 私も最近辛いことがあったので泣けてきちゃいました。あと優斗くん大好きなので余計泣けてきました。 (2020年2月23日 15時) (レス) id: 62d5677c5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるるん | 作成日時:2020年2月23日 8時

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