恋愛奮闘記 5【ONE PIECE】 (ページ2)

今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:6,157 hit

EP19 ページ2

.

クァークァーーザザーーン‥

「島だ！！野郎共ーー！島が見えたぞーーーッ！！」

大きな叫び声とそれに続くドタバタという足音で目が覚める。

あ「シャンクス！バギー！起きて！島に着いたよ！」

シ「‥‥ん〜、おっ、ついたか！おいバギー起きろ！着いたぞ！」

バ「‥ッんぁ？！‥」

私に続き、シャンクスも飛び起き、バギーも走り出る。

島は至って普通の島で、ここでは調達のほかに船の修理もするらしく、しばらく滞在することになった。

シ「よし！それじゃミラ、手分けして情報集めだ！」

あ「うん！！」

バ「‥お前ら、いつの間にそんな仲良くなってんだ？」

あ「バギーも手伝ってね！」

バ「へいへい」

そうして、私達は手分けして島中から情報を集めることになった。

念のため私は未来に支障が出ないように、サングラスと帽子で
顔を隠した。

道行く人に「未来からきた人っています？」「未来への帰り方を‥」なんてこの身なりで聞くものだから変人だと思われたのか

みんな逃げるように私から離れていく。

‥そりゃそうだよね笑

「うーん、これは困った」としばらく途方に暮れていた。

その後も周りの人達に声をかけていくが、やはり手がかりは掴めず、そのまま日が落ちていった。

船に戻ると、シャンクスとバギーも首を横に振って
やれやれという感じだ。

バ「やっぱそう簡単に手がかりなんか見つかりっこねぇよなぁ！」

シ「未来っていうと人ってああも信じねぇもんなんだな」

バ「所詮、人間ってのは起きてることしか信じねぇ生き物なのさ」

2人とも、島の人達に馬鹿にされたのか
少々お怒り気味で呆れている。

あ「ありがとう2人とも！私もそう簡単に見つかるとは思ってないから！明日また根気強く探してみるよ！」

そういうと、シャンクスはニッと笑い、親指を自分に立て

シ「もちろん、俺も手伝うぜ。な！バギー」

バ「ま、まぁ暇だからな。感謝しろよ？」

あ「ありがとう！笑」

それに返事するように2人ともニカッと笑い、その仲の良さから本当の兄弟のように見えた。

‥バギーはどこで道を踏み外したんだろう‥

この時ミラは26年後のバギーと今目の前にいるバギーが同一人物だと思えないその素直さと純粋さに、困惑していた。

そして、その後

また3人で部屋に戻り、明日に備えて眠りにつくことにした。

.