恋愛奮闘記 5【ONE PIECE】 (ページ14)

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EP31 ページ14

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子1「お姉さんも！！助けてくれてありがとう！！」

あ「え？」

子2「お姉さんが魔法で助けてくれたんでしょ？！⭐︎」

子3「ティタニアさんなら助けてくれるって信じてたよ！」

子1「その名前言っちゃダメだってば！ティンカーベルだよ！」

子3「あ、そうだ！」

子供達は口を揃えて、ティタニアありがとう！ティンカーベルありがとう！と言う。

バ「何言ってんだお前ら、こいつァミラって言ってロジャー海賊団の…んぐッ！？んん！！？」

あ「ど、どういたしまして！みんな無事でよかった！」

シ「とりあえずあいつのことはあの蛇に見張りを頼んで、海軍に連絡しといた。これでいいんだろ」

あ「ありがとうシャンクス」

この子達は自分達が実験されるとはきっと思ってもいなかった。

魔法の粉で歳をとることを阻害され続け…

これから24年もの間、その苦しみに耐えぬいたあと…
シーザーの実験拠点となるパンクハザードに連れて行く気だったのだろう。

少しでも多くの命を救えてよかった。

私とシャンクスとバギーは、そのまま監禁されていた子供達と別れ、オーロジャクソン号へとボートを出した。

バ「ッぷは！いつまで口塞いでんだ！この素っ頓狂め！」

あ「あ、ごめんごめん(笑」

…あのまま、母であるティタニアのふりをしていたほうが
都合がよかったんだもん…

なんて言っても、よくわからないか(笑

シ「で？」

あ「え？」

頬杖をつきながら、ギコギコ…と無人で勝手に動く棹を見つめるシャンクス。

シ「なんで隠してたんだよ」

あ「えっ、ええと…それは…」

バ「な！すげェーよ！こんな力持ってたなんて、ロジャー船長が聞いたらきっとッ！！」

シ「バギーは黙ってろ」

バ「なにィ！？」

シ「いまはそんな話してるんじゃねぇ」

「あーそうかいそうかい」とブツブツいいながら、船頭のほうにドカッと座るバギー。

「で、どうなんだよ」という目で見てくるシャンクス。

シ「俺達を騙して、船を乗っ取ろうとでも思ってたのか？」

あ「ッな！そんなこと！思ってない！！！」

シ「じゃあなんで話さなかった」

あ「…怖かったの」

シ「…？」

あ「シャンクスのことはもちろん信用してる！けど…他の人達は…たしかにいい人達だけど、わからなかったから…」

シ「……」

あ「それに…未来を変えてしまうんじゃないかって、思ったの」

シ「そうか…」

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