EP 108 ページ10
ーー
一味の目の前に現れたのは革命軍No.2のサボだった。
ル「サボ！！なんでお前こんなところにいんだッ！？」
驚く一同を他所に冷静なサボ。
この状況もしっかり把握済みのようだ。
サ「ミラの手配書をみた。10億ベリーなんて額…初っ端からつけられるには訳があると思ってな」
麦わら海賊団に入って、すぐに出た手配書。
その手配書は革命軍基地にも届いていた。
最初それがミラだと気づき、驚いたというサボ。
手配書の写真は海軍大佐時代の写真で、幼い頃に分かれた後…海軍として生活していたのだと知った。
サ「それで情報を集めて、ここに辿り着いたってわけだ」
世界政府からの情報をキャッチするのが早い革命軍は、麦わらの一味より一足先にこの状況を予測していたらしい。
サ「来て正解だったみたいだな」
慌てる一味を見て、確信したサボ。
そして、その後ろから遅れて部屋に入ってくるゾロ。
ゾ「そんな流暢なこと言ってる暇はねぇぞ。敵はすぐそこまで来てるんだ」
ナ「ゾロッ！アンタ今までどこにいたのよ！」
ゾ「ミラのところだ」
サ「何ッ！てめぇ！レディの寝室に許可無く入ったのかッ！」
ウ「お、おい！今度はロビンがいねぇぞ！」
チ「ロビンはゾロと入れ替わりでミラのところだ！俺が行こうとしたけど大丈夫だってロビンが…」
いつもの纏まりがなく、乱れる一味。
やはり一番心配なミラの死が迫ってる以上、何をしようにも上手くいかないようだ。
その様子じゃ、戦ったとしても敗北しかない。
それは誰もがわかっていた。
ル「…今、俺達は戦っちゃいけねェッ…」
全てを悟った上での決断だった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
koi(プロフ) - 朱夏さん» ありがとうございます(o^^o) (2019年3月14日 22時) (
レス) id: 9a2a00ca5d (このIDを非表示/違反報告)
朱夏 - おもしろいです！目が離せない！更新頑張ってください！ (2019年3月14日 17時) (レス) id: aef72d6a48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：koi | 作成日時：2019年3月6日 20時
