EP 123 ページ25
ーー
私が海軍の大佐時代にいた、私の部下。
彼女はナキナキの実を食べたため、私が大佐を辞めた後引き継ぎ…実の力で中将まで登りつめたようだ。
「彼女の言う事は本当だと思います！私はミラさんをずっと近くで見てきました。嘘は言わないお方です！」
黄「ん〜？」
ギラッと睨む黄猿。
殺意のオーラが漂う。
しかし藤虎がそれを遮り、庇った。
「そッ…それに私達では彼女には敵いませんッ！このことを早く世界政府に連絡するのが妥当かと思われます」
勇気ある行動に笑みを浮かべる藤虎。
スモーカーもオニグモももう戦う意思はないように見えた。
藤「…さすが麦わらの兄弟さんだ。 あんた…尊敬されてたんだねぇ…麦わら海賊団…不思議な海賊も世の中にはいるもんだ」
走ってくる一味とミラを見て言った。
藤「あっしらではどうすることもできやせん。さて…帰るとしやしょうか」
「はいッ！！」
藤虎はスモーカー・オニグモを連れて残る一隻の船へと戻っていく。
その様子を見た黄猿は「やれやれ」と藤虎の決断に呆れた様子で帰っていった。
そして…中将になった彼女。
「今度会った時は必ず！あなたを捕まえます！妖艶のミラッ！！」
あ「うん！次は正々堂々と勝負しよう！でもそう簡単には捕まらないからね！」
「もちろん！もっともっと強くなって、あなたを海軍へと連れ戻します！！ではッ！」
…ゲッ…監獄より嫌かも…ッ…
笑顔で敬礼し、立ち去っていく彼女。
とても頼もしく成長していた。
“私が海賊になっても、仲間は仲間でしょ？何かあったらいつでも助けに行くから！自信持って正義を掲げて！ね！”
あの時、私がいったあの言葉…
まさか彼女に助けてもらう日が来るとは…
私は彼女なりの正義を貫くその姿を嬉しく思った。
ナ「ミラッ！！」
あ「わッ…！」
ドサッと倒れてくるように抱きついてくるナミ。
皆が私のところに走ってくる。
ナ「バカッ！一人で行くなんて…ッ！」
あ「ナミ…」
チ「お前ッ…熱はもうないのかッ？無事なんだなッ…！」
あ「うん…大丈夫、ありがとうチョッパー」
後ろでは、っしし！と笑うルフィ達。
妖精達も勝利を祝福するかのように喜んでいた。
島は聖なる雨が積もった地面や木々で光り輝いていた。
漆黒の海に光る島…
島全体が満月のように光り輝いていた。
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koi(プロフ) - 朱夏さん» ありがとうございます(o^^o) (2019年3月14日 22時) (
レス) id: 9a2a00ca5d (このIDを非表示/違反報告)
朱夏 - おもしろいです！目が離せない！更新頑張ってください！ (2019年3月14日 17時) (レス) id: aef72d6a48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2019年3月6日 20時
