EP 125 ページ27
ーー
あ「・・・」
どうするべきか…
王女として国に残るか…
ルフィ達と一緒にまた冒険をするか…
“闘うよ…1人でもッ…皆がついてるから…ッ…！生きて、また皆と一緒に冒険するッ…”
私の中での答えはとっくに決まっていた。
あ「ごめんなさいクレア…この島には残れない…私の手の中にはまだ何もないの。今からそれを掴みに行くの」
この広い海の中、私の知らないことがまだまだある。
それに私の夢を叶えるためには彼らと共に強くならなきゃいけない。
「そうですか…」と笑うクレア。
恐らく私が断るということがわかっていたようだ。
ク「海賊ってそんなにいいものですか…？」
あ「うん！！いいよ！楽しいもんっ！」
ク「確かに…貴方を見ていたらそう思います。でも誰でもなれるものです。ここの王女は貴方だけなんですよ。それでも海へ出ますか…？」
最後の選択をやるかのように問いてくる。
でも、私の答えが変わることはない。
あ「もちろんッ！だって私海賊だもん！！」
妖精である前に私は海賊だ。
それに海賊は誰でもなれるわけじゃない。
冒険心と傷つく勇気がなきゃ海賊なんてなれない。
それもこれも、この海に出たからわかったこと。
あ「でも安心して！毎日手紙で人間界の様子届けるから！」
海の上でも王女としての仕事をし続けることを約束した。
彼女達に人間界の情報を提供する。
それが私の持って生まれた使命だった。
ク「…お待ちしてますね」
ニコリと笑うクレア。
そして、私はクレアに一つお願い事をした。
あ「クレア…貴方にこの国を託してもいいかな…？」
ク「えぇッ…私ですかッ！…なぜ私…」
あ「…クレアがこの国を一番愛しているからだよ」
国を制するそこら辺の王より
国を愛する彼女ならそれ以上の良き女王になれると思った。
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koi(プロフ) - 朱夏さん» ありがとうございます(o^^o) (2019年3月14日 22時) (
レス) id: 9a2a00ca5d (このIDを非表示/違反報告)
朱夏 - おもしろいです！目が離せない！更新頑張ってください！ (2019年3月14日 17時) (レス) id: aef72d6a48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2019年3月6日 20時
