恋愛奮闘記 2【ONE PIECE】 (ページ5)

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EP 54 ページ5

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ダイニング

ル「その話…本当なんだな、サンジ」

サ「あぁ…」

ナ「う、嘘でしょッ…そんなウイルス聞いたことないわよ？…な、なにかの間違いよ…笑」

ブ「そうですよね！そんな“Die bacteria”なんて取ってつけたような名前のウイルス、この世に存在するはずがありませんっ…笑」

ウ「お前らな～嘘をつくのも大概にしろよ？笑」

ナミ、ブルック、ウソップ以外は皆黙ったまま話を聞いている。

3人は未だに信じていない様子だ。

エ「シリュウってやつは“ミラが目を覚まして数日…”そう言ったのか」

ゾ「あぁ、確かにそう言った」

ロ「となると、目を覚ました数日間は命に別状は無さそうね」

冷静に話を進めるが…この状況を受け入れたくないのかなかなか納得のいかない3人。

ナ「や、やめてよ皆…そんなことあるわけないじゃないッ…笑」

ウ「そ、そそそうだ！吸っただけで死ぬなんて…そんな恐ろしいもん存在してたまるかってんだ！」

その時、ガチャッと扉が開いた。

入ってきたのはチョッパーだった。

俯いていて、恐怖で怯えてるようにも見えた。

ウ「チョッパー！良いところにきた！よし、お前のその優れた医者の目でみたもんをコイツらに言ってやれッ！なにもなかったとな！」

グイッとみんなの前へと出されるチョッパー。

物言いにくそうなのは誰もが見て感じた。

ル「チョッパー、俺達はお前を責めたりはしねぇ。お前の見たままのことを俺達に話してくれ」

チ「…ッ…」

しばらく沈黙が流れた。

時計の針の音と海の音だけが聞こえていた。

チ「“Die bacteria”
そのウイルスは本物だ。医学の本にも載ってた…大昔に存在した伝説のウイルスだ」

黙々と話し出すチョッパー。
それを皆真剣に聞いた。