恋愛奮闘記 2【ONE PIECE】 (ページ1)

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EP 50 ページ1

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あ「ゾロ…」

私の目の前にきたゾロ。

そして、白い布を投げられた。

ゾ「これで巻け。もう時期チョッパー達が来るはずだ」

背を向けたままのゾロ。
敵を前に一時も気を緩めない。

私は言われるがままに、布で傷口の止血をした。

あ「…あ、ありがとう…」

ゾ「気ぃ緩めるなよ、1人アイツがいるんだ」

そう言って、シリュウの遠く後ろにいるラフィットを見る。

彼は高みの見物をしているかのようだった。

あ「ゾロ…あのさ…」

…さっき言ってた惚れた女って…

…あれは一体…

ゾ「…余計なこと考えるな。目の前のことだけ考えろ」

…うッ…

ごもっとも過ぎて何も言えなかった。

ゾ「悪りぃがアイツらは俺が片付ける。さっきも言ったようにこれは俺の問題だ」

…ゾロの問題…

それって…

“惚れた女一人守れねぇでどこを目指す”

私の頭の中でさっきから繰り返されるあの言葉。

ゾ「文句あるか」

…あんなこと言われちゃ

もう私の問題だって言えないじゃないッ…

あ「…ない…です…///」

ゾ「フッ…だな」

そしてまたシリュウ目掛けて走っていく。

気の緩み

それが私の悪いところだと何度言われれば私は気づくのか。

ゾロの言葉で頭が真っ白になっていた私は遠くにいたラフィットの姿が消えていることに気付かなかった。

気付いた頃にはすでに…

ラ「悪く思わないでください」

口元を抑えられ

同時に意識が遠のいていった…