EP 82 ページ33
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ル「なんだあれ！！でっけェえ鳥だな〜ッ！！」
島に入ってまず目にしたのは空高く飛ぶ鳥の大群。
普通の鳥の何倍もある。
私達も乗れるほどの大きさだ。
あ「でも見て！小さくなっていくよッ！」
スポットレス・バブルを通り抜けると普段私達がよく見る鳥のサイズへと変わる。
ヴ「この島にあるもの全て人間世界のものより大きくなっている。その方が私達妖精にとって効率よく仕事ができるんだ」
エ「なるほど、そういうことか」
ナ「まるで私達が小さくなったみたいね…」
ロ「…不思議な島」
そして一味はサンジの用意してくれた海賊弁当を持ち、島へと上陸した。
島に上陸して、草木の巨大さに驚く。
ウ「なんか虫になっちまったみてぇだな…」
フ「この島じゃ虫も巨大化してんのか？」
ナ「ちょッ…やめてよフランキー！」
サ「そうだ、んなもんあってたまるかッ！」
ヴ「あぁ、いるぞ。当たり前だ」
「「え"」」
その言葉で固まるナミとサンジ。
虫が大の苦手な２人。
なかなか前へ進もうとしない。
ナ「私やっぱ船で待ってるわッ…！いくら安全な島だからって船に誰もいないんじゃッ…ねぇ？」
ヴ「船なら心配するな。私が責任を持って管理しておこう」
ナ「ゔッ…い、いいわよ！私がッ…」
サ「俺もナミさんが心配だッ…ここは俺達に任せてお前らだけでも情報を集めてきてくれッ…」
一歩一歩と後ろに下がる2人。
その2人を見兼ねたウソップが、はぁ…とため息をついた。
そして大きな独り言を呟く。
ウ「そういやぁこの島には“宝同然のもん”がウジャウジャあるって言ってたな〜」
ナ「…ッ…！！」
ウ「ヴォニーの他にも春の妖精やら冬の妖精…“色んな妖精”がいんだろうなぁ〜ッ！」
サ「…ッ…！！」
明らかに様子が変わる2人。
サ「よし！行こうッ！！妖精達が俺を呼んでいるッ！！待っててね〜ん♡！今いくよ〜ッ♡」
ナ「ったくもぉ！しょうがないわねェ〜ッ！やっぱあんた達だけに任せてらんないわ！」
目がハートのサンジとベリーになっているナミ。
やはり虫＜美女、虫＜お金
さすがウソップと感心した。
仲間の弱点を知り尽くしている…
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作者名：koi | 作成日時：2019年2月17日 0時
