恋愛奮闘記 2【ONE PIECE】 (ページ16)

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EP 65 ページ16

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そして、ナミへと食後のスイーツを出し終えキッチンへと戻るサンジ。だが近くで1人酒を楽しんでいるゾロが珍しく声をかけている。

あ「エース見て、ゾロとサンジが…珍しいこともあるんだね」

エ「・・・・」

その様子に私の興味が音楽からそっちへと向く。

…明らかにいつもとは違う雰囲気だった。

私は2人の近くにいき、こっそり会話を聞こうとしたが…

エ「よっし！俺達も行くか！」

とエースに手を引かれ、ルフィ達のところへと加わった。

なんとなくだけど、エースは私を2人から遠ざけようとしてるのかなと思った。

そして、私が歌に夢中になりだした頃
エースが2人の様子を真剣な眼差しで見ていたのに、私は気付かなかった。

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ナミへとスイーツを出し、キッチンへと戻るサンジ。

ゾ「おい」

そんなサンジを呼び止めたのがゾロだった。

サ「あァん？っんだよ、酒ならもうねぇーぞ」

ゾ「酒じゃねぇ、ちょっと面貸せ」

サ「おいおい冗談だろ？なんでてめェと一杯やらなきゃなんねぇーんだ、俺は今から」

ゾ「そりゃこっちの台詞だッ！誰が付き合えつった！いいから話を聞けこのアホコックがッ」

サ「んだとォッ？」

いつもとは少し雰囲気が違うゾロ。

ゾ「ミラの話だ」

サ「…へぇ…珍しいじゃねぇか、アホ剣士もとうとう恋にお目覚めか？」

ルフィ、エースの気持ちにも気づいていたサンジがゾロの気持ちに気づかないわけもなかった。

だが…

ゾ「…チッ…そーゆーてめェの方こそ愛だの恋だの訳のわからねぇことほざいてたくせに今のその様はなんだ。あァん？」

ゾロも思っていたより鈍くはないらしい。

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