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−−−−



メンバーが定期的に来てくれるおかげで毎日賑わっている病室、だけどまだ彼女は目を覚まさない


あれからどれくらい経っただろう.......




今日は一度家に帰り物を整理したり取りに行かなくてはならない


暗くならないうちに病院を後にした




少し歩くと.......





誰かにつけられているような気配がした



一応アイドルをやっている為入所した時から追っかけには悩まされている



応援してくれるのは嬉しいけど.......プライベートな時間にさえもアイドルしなくてはいけないと思うと少し疲れる所はある






【あの、】



声をかけられてもとりあえず立ち止まらず知らない振りをする



【Snow Manの岩本くんですよね?】



ちらっと相手を見ると若い女性がひとりと遠くにもうひとりいた

あ、アイツは前からいる......




【どうして✕✕病院にいるんですか?】



「関係なくない?ついてこられると迷惑なんだけど」




遠くにいた例のアイツも近くに来て


【ひーくん、噂の女と付き合ってるの?】



ねえねえーとしつこく聞いてきた




「あのさ。ウザイから消えて、邪魔だから」






道路に出て適当にタクシーを捕まえて家まで戻ることにした

時折後ろを確認してついてこないことを確認する




はぁ、まじ疲れる








今はもう彼女の存在がバレても.......なんて思うけど彼女に危害が加わったら困る


俺がどうにか食い止めないと








−−−−






「なぁーさっき病院の近くに照のファンに会ったんだけど」




家から無事に戻り、病室に入ると佐久間がいた




「アイツってさ.......」


メンバーの間でも迷惑行為で有名な奴で危険人物として気をつけている



「俺も家に帰る時にあったんだけど相変わらずしつこくて.......病院もバレてるから厄介」


「早めに手を打たなきゃ、グループラインで報告だな」



ポチポチと打ちだす佐久間を横目に


Aに直接の危害がないとも限らない.......


俺が常にそばにいてあげられたら良いけどドラマも決まってなかなか付きっきりは難しい


俺がいない時はメンバーや関係者の人がいる状態だけど

写真撮られたりするのも時間の問題だな.......




ん?




「なぁ、佐久間。もしかしてAの枕元の近くにあるこれって.......」


「あぁ!それ?俺の嫁を連れてきたから傍に置いてあげたら元気出るかなって.......」

でも、ふざけてないし俺は本気だよ?



と続けて話した彼の目は本気だった

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設定タグ:SnowMan , 恋愛 , 岩本照   
作品ジャンル:タレント
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作者名:ゆらり | 作成日時:2019年7月6日 8時

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