13、向井くん頑張り屋さん ページ14
−−−某所
レッスン室に向井くんが自主練をしているらしく差し入れを持ってやってきた
.......とある人物も行く！とついてきました。笑
−ガチャ
そーっと中を覗くとキュッキュッとシューズの音が聞こえてくる
Snow Manの環境になかなかついてこれないみたいで
“これをやって”と指示をすると卒こなすお兄ちゃん達に対して
遅れをとるまいと一生懸命ついてくる弟くん達
その中でも向井くんがいた関西と違いこちらは1から覚えることだらけで正直大変みたい.......
舞台もそうだけど今は単独公演も控えている
思い悩みすぎて倒れないか心配です。
そーっと彼に近づく
(向井くーん。お疲れ様)
「.......！！わぁー！Aさんじゃないっすか！」
振り返ると汗をかいている顔周りを近くにあるタオルで拭くと
こちらに近づいてきた
(まぁ、俺もいるけどな)
深澤くんが顔を出した
「深澤くんもいるんっすね！」
え？だめなの？と聞くとダメじゃないっす！と返し
これ、作ってきたから良かったら食べよう？
手に持っているものをテーブルに置き
「Aさんが頑張ってる康二にって作ったって！感謝しろよー」
口に合うかは分からないけど.......
少し休憩して3人で食べよう？
午後は深澤くんも練習参加してくれるって話をしたら
「深澤くん！あざーっす！ホンマ嬉しいっす」
泣き真似をしながら汗を拭き取る
どっちだよ！と突っ込まれながらもキリのいいところで休憩する事に
−−−
「.......康二頑張ってるよなー」
ご飯を食べながら深澤くんが呟いた
わたしも見てて思います、とあとに続いた
「いや〜遅れられないですからね、しがみついていかんと」
向井くんがそう言うと
「分かんない事とかあればすぐ周り頼れよ？」
仲間なんだから、と真面目モードの深澤くん
さっ、練習再開するか！
「スパルタで行くから覚悟しろよー？」
「ほどほどにお願いします！」
康二くん！ファイト！
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作者名：ゆらり | 作成日時：2019年7月6日 8時
